みんな大好き、ラーメン。肌寒くなってくると、ますます恋しくなってしまうはず。そんな季節にジャスト・タイミングで、新店がオープン。「かえもん 小伝馬町店」で『究極の鶏濃厚スープ』のラーメンを食べてきた。
職人が作る『濃厚鶏スープ』が自慢
「かえもん 小伝馬町店」は、東京メトロ日比谷線小伝馬町駅から徒歩2分ほどの場所に2018年9月3日にオープンしたばかりの新店。木目調の外観に真っ赤な「かえもん」の文字が周囲の飲食店の中でもひときわ目立つ、いなせなラーメン屋だ。
店内に入ると、入り口横に食券機が。「らーめん 赤」(税込790円)「らーめん 白」(税込790円)「らーめん 黒」(税込790円)など、メインのメニューが3種類に分かれていることがわかる。さらにそれぞれの「ちゃあしゅうめん」(各税込990円)もあり、じつにシンプル。つまりは味に自信あり、とみた。
お店の売りは、1,000店舗以上の鶏スープに情熱を傾けた『鶏白湯師』による濃厚な鶏スープ。厳選した丸鶏のガラを4時間以上煮込み、臭みを取りつつ濃厚なコクと旨味のエキスを抽出しているのが特徴。店長の中村成寿さんにお話を伺うと、「スープが美味しいので、それを活かすために試行錯誤して完成したラーメンです」とのこと。
今まで食べたことがない新しい味わい
早速「らーめん 赤」をいただいてみた。まずは一口スープを啜ってみると、うわっ濃厚で美味い!
ちょっぴり辛く、飲んでから喉のあたりに「ジンッ」と辛みを受け止める感じ。そして、柚子の風味も合わさってとても濃厚でありながら、それでいてすっきりした、丁寧に作られていることがわかるスープ。ちょっと他では食べたことがない新しい味だ。
スープがよく絡む白っぽい細麺は、製麺所で特注したもの。チャーシューは、鶏モモ肉とムネ肉が1枚ずつ。しっとりとした食感と鶏の旨味が、麺、スープと調和している。
半熟気味の煮卵が乗っているのも嬉しい。夢中で食べ進め、あっという間に完食。思わずスープまで全部飲み干してしまった。だって、美味しいんだもの。ごちそうさまでした!
「『ここの味しか食べたくない!』っていうくらい、この店の味が好きで来てくれる常連さんが増えてくれれば嬉しいですね」という中村店長。
駅からも近く、23時まで営業しているので(ラストオーダーは22時30分)、お酒を飲んだ帰りに一杯、というのも良いかもしれない。それくらい、濃厚なのに後味が最高で、舌の記憶に残る味だった。
●information
「かえもん 小伝馬町店」
東京都中央区日本橋大伝馬町9-4
つつみビル1階
11~23時(LO22時30分)
定休日:無
日曜・祝日営業