映画『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)の公開初日舞台あいさつが21日に都内映画館で行われ、有村架純、伊藤健太郎、林遣都、石田ゆり子、塚原あゆ子監督が登場した。

  • 林遣都

    林遣都

同作は脚本家・演出家として活躍している川口俊和の同名小説を実写化。「本屋大賞2017」にノミネートされ、SNS上では「4回泣ける!」と評判を呼び、84万部を超えるベストセラーとなっている。有村演じる時田数が働く喫茶「フニクリフニクラ」では、店内のある席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという都市伝説があり、不思議な噂を聞いた客が日々喫茶店を訪れる。

作品に因み、「人生が変わった瞬間」について質問されたキャスト陣。林は「お仕事を始めた時。最初がスカウトなので」と振り返る。「中学の時に修学旅行で出てきて、事務所の方にスカウトされて、その人が人生を変えてくれた」と感謝した。

さらに「班行動だったんですけど、男子3人・女子3人で、同じ班のそんなに親しくない女子3人が『渋谷に行きたい』と言ってくれて、その3人が人生を変えてくれた」と深掘り。「ずっと感謝していますし、成人式の時に伝えました」と明かすが、伝えられた3人の様子については「戸惑ってました」と苦笑した。スカウトされたのが渋谷駅のホームだったため、まさに「瞬間」の出来事で、林は「(電車が)2分おきなので、本当に」としみじみしていた。