2018年7月から放送開始となったTVアニメ『ヤマノススメ サードシーズン』。いよいよ物語も終盤に突入し、あおいとひなたの間に想像もしなかった“秋風”が吹きつつある。そんなクライマックスを目前にひかえ、あおい役・井口裕香とひなた役・阿澄佳奈が、これまでのストーリーや、今作のあおいたちの印象、そして今後の見どころについて語ってくれた。
●『ヤマノススメ サードシーズン』ロングインタビュー:井口裕香さん&阿澄佳奈さんがクライマックスへ向けて語る!
――これまでに第10話まで放送されている本作ですが、振り返っていかがですか?
井口裕香 『ヤマノススメ』シリーズは久しぶりのTVオンエアになりますが、作品自身もそれを演じる私たちにも、全然ブランクを感じさせないぐらい穏やかな時間が流れている印象です。アフレコのときも感じますが、アニメを観ている時間は、まさに癒しの15分だと思います。そして今作のあおいですが、クラスメイトの3人組など、お友達が増えてちょっとずつ行動範囲が広がっている感じです。『ヤマノススメ セカンドシーズン(以下、セカンドシーズン)』の富士登山のような大きなことはないけれど、周りの人と接することで人として成長していくところがみられるので、母親や姉のような不思議な気持ちで見ていられます。
――これまでと変わらず、どのお話を観てもほっこりした気持ちになりますね
井口 そうですね。ハラハラするシーンはまだ(笑)ないので。
――阿澄さんはいかがですか?
阿澄佳奈 井口さんが話してくれたように、おなじみの時間が戻ってきたような感じです。「『ヤマノススメ』ってこれなんだな」というふうに、見ているときの安心感がすごかったです。とはいえ、『サードシーズン』がちょっと華やかになった気がするのは、女の子が増えたからなのかな。ほのかちゃんがあおいたちと一緒に行動することも増えましたし、さっき話に上がったクラスメイトのみお、ゆり、かすみの3人も出てきますから。
井口 みんなとのシーンがある分、山だけではなくて、街での話も増えたよね。
阿澄 そうだね。あと『サードシーズン』は季節的には夏から秋にかけての話なんですが、そういった季節の変化も関係あるのかなという印象です。
――『ヤマノススメ』らしい話といえば、今作の第2話で登山靴を購入するというお話がありますね
井口 女子高生のお買い物だけど、買う物は登山靴という(笑)。
阿澄 実用性一辺倒ではなくて、あおいの「かわいいものを選びたい!」という気持ちは共感できるけどね。
――これまで描かれた今作のお話の中で、お気に入りのシーンはありますか?
井口 『サードシーズン』ではキャラクターの意外な組み合わせが多いですよね。なかでも、ほのかちゃんとあおいのふたりで赤城山と伊香保温泉に行った第8話、第9話のお話が印象に残っています。『セカンドシーズン』の二十一合目の、谷川岳でほのかちゃんと遭遇したときはみんなも一緒にいたけれど、今回はあおいとほのかちゃんだけの組み合わせでしたから。ほのかちゃんのかわいらしい新たな一面をいろいろと知ることができました。それから、ほのかちゃんのお兄ちゃんのキャラが濃くておもしろかったです(笑)。
――あおいは、ひとりでほのかに会いに行っても、まったく緊張していませんでしたね
井口 そうですね。一緒に山を登った仲間ですし。そういった共通の思い出があると、受け入れてもらえる、という安心感があるんでしょうね。クラスメイトに対しては、「こんなこと言ったら変に思われるかも」という不安がまだあるようですけれど。
――あおいは臆病だけど、一歩踏み出したらどんどん踏み込む性格なのでしょうか?
井口 意外とそういうところはありますね。
――阿澄さんは、今作ではどのシーンがお気入りですか?
阿澄 たくさんありすぎてひとつに絞りきれないんですが……、第1話の筑波山の展望台であおいとひなたがのんびり夜景を見ているシーンが大好きです。普段の会話のテンポとは違うけれど、ふたりだからこその間だったり空気感だったりが『サードシーズン』ならではで、アフレコでも感じましたが、オンエアを観ても素敵なシーンだなと思いました。
井口 『ヤマノススメ おもいでプレゼント(以下、おもいでプレゼント)』で描かれた、ひなたのあおいへの気持ちを知ってからの『サードシーズン』第1話だったから、より一層ふたりの仲の良さを感じられたシーンだったね。
阿澄 仲の良さに安定感すら感じるよね(笑)。
――続いてキャラクターについてお聞かせください。まず、『サードシーズン』のあおいにはどんな印象を持たれましたか?
井口 今まで積み重ねてきたひなた、かえで、ここな、ほのかとのやりとりに、クラスメイトの3人が加わったことで、あおいの人間関係に新たな変化が訪れていますよね。3人とのやりとりから「そうそう、あおいはコミュニケーションが苦手だったんだ」と再確認しつつ、新鮮な反応も観ることができて楽しいです。同時に、あおいにとってひなたが“より特別な存在”なんだなということを、ほかのキャラクターとの接し方の違いから改めて感じました。
――クラスメイトと接してるとき、あおいにはまだ人見知り感がありますよね
井口 そうですよね。
阿澄 バイト中はそうでもないよね?
井口 たぶんだけど、あおいの中に“人見知りスイッチ”みたいなものがあるんだと思う。山登りと一緒でちょっとずつ慣れてきて自信もついてきて、「できる」って確信したからこそ、人見知りしなくなるというか。クラスメイトの3人からも、バイト先ではしっかり者に見えると言われていましたし。そういった本人も気がつかないうちに成長している様子を、『サードシーズン』では垣間見られますね。それから登山にもどんどん前向きになっていますね。富士登山で挫折したときはどうなることかと思いましたが、第3話で飯能アルプス制覇にひとりで挑戦しようとしたときのあおいは、ちょっとだけ頼もしく見えました。
――阿澄さんから見たあおいの印象は?
阿澄 人見知りすることが減ったところは変わったなと思いますけど、一方で、もともとあおいの中にあった芯の太さみたいな部分が、自然と言葉や行動に出るようになったところも、変化かなと思いますね。
井口 たしかにあおいは、たまに肝が据わっているときがあるね。
阿澄 たぶんそういう部分って、これまではひなたに対するモノローグで語られていたところかなって思うんです。それをひなたにも見せてくれるようになってくれたのがうれしいですし、視聴者のみなさんにとっても、あおいが変わったなと感じる瞬間かもしれません。
井口 ひなたに対しては、もはや遠慮なんて言葉はないのかもしれないね(笑)。
――では、ひなたに関しては?
阿澄 ひなたはひなたで印象が変わりましたね。もともと『おもいでプレゼント』で、ひなたの内面が初めて深掘りされましたけど、『サードシーズン』ではその流れが続いているようにも感じます。とくに最近の話数で描かれているひなたには、彼女自身も知らなかった感情が芽生えていますね。それはひなたにとって、大きな成長だと思います。
井口 あおいは元々あった物が出てきたのに対して、ひなたは自分が知らなかったものが出てきていると。変化や成長にも、いろいろな形があるんだね。
阿澄 対比されていて面白いね。なので、今まで演じられなかった部分が演じられて楽しいです。
――たしかに最近のひなたは、これまでの印象からだいぶ変わりましたね。あおいに対する独占欲というか、周りへの嫉妬心といったものを、そもそも持っていることが意外でした
阿澄 そうですね。それで、どうしたらいいかわからないという。こんなひなたは見たくないと思われた方もいたかもしれませんが……、私は何もおかしくないと思います。女子的にはすごくわかる感覚なので。むしろ当たり前の感情じゃないかなと思います。
井口 ふたりは幼なじみで、お互いへの思いも強いから、一層ね。
阿澄 うん。あと、ひなたは普段が天真爛漫だから。ギャップを強く感じてしまうのかもしれないね。
――井口さんは、ひなたのことをどのようにご覧になられていましたか?
井口 阿澄さんがお話された部分は、まさに『サードシーズン』だからこそ描ける要素だと思います。『おもいでプレゼント』のころから「ひなたは、なんて思慮深くてかわいいんだ」と思っていましたから、そんなひなたの内面を『サードシーズン』ではより深く描いていただけたのが、いちひなたファンとしてうれしかったです。いろんなことを考えたうえで天真爛漫としているひなたの魅力が、一層輝いていると思いますよ。ひなたを演じる阿澄さんもお芝居をするうえでいろんなことを考える人なので、阿澄さんとひなたの重なる部分がどんどん増えてきてすごく愛おしく感じますね。
――『おもいでプレゼント』で描かれたひなたを知っていると、今ひなたが感じるモヤモヤもいじらしく感じますよね
井口 ただネガティブな感情がそこにあるわけではなくて、いつも自分のことより相手のことを考えているひなただからこそ、自分の気持ちに疎いというか。きっとあおいが同じようなことで悩んでいたら、すぐにひなたが解決してくれると思うんです。それが自分のことになるとどうしていいのかわからない。そんな不器用さが、かわいいなと思います。
――井口さんのひなた愛がすごく伝わってきました!では続いて、かえでさんはいかがですか?
井口 『サードシーズン』のかえでさんは、受験勉強を頑張らないといけない立場だったから、なかなかあおいたちと遊べなかったんですよね。
阿澄 あのかえでさんが、登山を控えて受験勉強に励むこと自体、かなり驚きました(笑)。ちゃんと高校生しているというか。
井口 かえでさんって、山のことになると本当に頼りになる存在じゃないですか。でも「受験勉強やだー(涙)」なかえでさんを観ていると、やっぱりまだ未成年、高校生なんだなぁと思いますね。
阿澄 山に成長ポイントを振りすぎちゃったので、『サードシーズン』は勉学に成長ポイントを振ってる感じだね。そう考えると、今作はだいたいの子が、「成長」がキーワードなのかも。
井口 成長するなかでいろいろと新しい一面が見えてきている感じだよね。かえでさんはかえでさんで、ちゃんと将来を見据えたうえで、今は登山よりも勉強に励んでいるわけだし。まぁ、それも隣で親友のゆうかさんが見張っているからできることなんでしょうけど(笑)。
阿澄 だけどそれにも限界があって(笑)。次回の第11話では、かえでさんからの熱烈なお誘いを受けて、ひなたたちはキャンプ泊登山に向かうんだよね。
井口 そこでのかえでさんはさすがの活躍を見せてくれますので、かえでさんファンの方々は楽しみにしていてくださいね。
――続いて、ここなはいかがですか?
阿澄 あいかわらず天使でしたね。
井口 4人の中で、唯一“成長”するような課題を持たない子かもしれないです。すでに完璧ですよね、一番年下なのに気遣いができて、小柄なのにあおいよりも体力があって、料理ができて山の知識もあって……。
阿澄 むしろ、ここなちゃんが悩んでいる姿が想像できない。
井口 大人びているというか、達観しているというか。いったいどんな大人になるのだろう。
阿澄 それこそ想像できないよ。楽しみではあるけれど。
――第7話ではここなのお母さんが、あおいがバイトするケーキ店に訪れて、モンブランケーキの名前の由来をあおいから教えてもらったりしていますね
井口 そのお話を家に帰って、ここなちゃんにするんですよね。すごくほっこりしました。
阿澄 うん。『おもいでプレゼント』でもお母さんとのエピソードが描かれていましたけど、ここなちゃんはお母さんのことが本当に大好きだよね。癒やされます。
――ちなみ、『サードシーズン』のここなはどのシーンがかわいいと思いましたか?
井口 ひとつに絞るんですか? 登場シーンはすべて天使でしたよ?
阿澄 かわいいのはもちろんですが、頼もしいシーンも多かったように思いますね。
井口 たしかにそうかも。第3話のあおいがひとり登山でへこたれていたとき、最高のタイミングで現れて元気づけてくれましたし。
阿澄 つまり『サードシーズン』では、“頼りになる天使”ここなちゃんを楽しめますね(笑)。
――ほのかはいかがですか?
井口 ほのかちゃんは、自分を大人っぽくというか、しっかり者に見せたいだけで、本当は年相応というか。すごくかわいらしかったです。
阿澄 第5話で登場したお兄ちゃんの存在も大きかったですよね。とはいえ、あのお兄ちゃんは焦る。ほのかちゃんが、お兄ちゃんを紹介したくない気持ちも頷けます。
井口 でも実はお兄ちゃん大好きなところも、かわいいよね。
阿澄 お家だとまたちょっと違うのかもね。
井口 お兄ちゃんに甘えたりするんだろうね。
――おふたりも、家族を友達に紹介するのは恥ずかしいですか?
井口 あおいたちの年齢だとちょっと恥ずかしいですね。「帰ってて」って言っちゃいそうです(笑)。
阿澄 家族の前での自分と、友達の前での自分は違いますからね。気恥ずかしい感じはします。だからこそほのかちゃんも、思いがけず素が出ちゃったというか。そういう意味では、「お兄ちゃんグッジョブ」なのかもしれません。
――最後に、あおいとひなたのクラスメイト・みお、ゆり、かすみについてお聞かせください
阿澄 率直に言って、いい子たちですね。
井口 そうだね。あおいのこともいろいろと気にかけてくれていたみたいですしね。
阿澄 あとインタビューの冒頭で井口さんが言っていましたけど、彼女たち3人が登場したことで、あおいやひなたの学校での姿や登山以外で休日をどんなふうに過ごしているかも描かれるようになりましたよね。いっそう作品の奥行きが広がった気がします。
井口 あおいとひなたの成長にも一役買ってくれていますよね。今は3人一組で描かれていることが多いですが、あおいとかすみちゃんがじつは中学時代にクラスメイトだったりと繋がりがしっかりあるようなので、今後ひとりひとりとあおいたちがどのように絡んでいくのか期待しちゃいます。
阿澄 3人と仲が良くなれば、あおいの世界はまた大きく広がりそうだね。
井口 隣には、変わらずひなたがいてくれるんでしょう?
――ここからは『サードシーズン』のアフレコ現場についてお聞きしたいと思います。今作のアフレコ現場の様子はいかがでしたか?
井口 登場キャラクターが増えたぶん、賑やかになりました。
阿澄 レギュラーメンバーはほとんど変わりませんが、クラスメイトの3人を演じる七瀬(彩夏)さん、高尾(奏音)さん、山本(亜衣)さんたちが入っていますからね。華やかにもなっていますよ。
井口 でも現場の雰囲気は、変わらずなごやかですよ。メインのキャストメンバーとは違う現場でもけっこう会いますし、収録以外でも『ヤマノススメ ラジオノススメ』が毎年1、2回復活してくれるので、お久しぶり感もありません。むしろ“いつもの感じ”で収録できましたね。
阿澄 そうそう、『サードシーズン』であおいたちの物語が学校や街中でも描かれるようになったおかげで、男性の声のガヤがたりなくて、スタッフの方も何人かブースになかば無理矢理入れられて(笑)、ガヤの収録に参加されていましたね。
――現場はとても和気あいあいとした雰囲気が流れているんですね
井口 『ヤマノススメ』は山本(裕介)監督が、シリーズを通して音響監督も兼任されているので、「勝手知ったる」といった感じです。
阿澄 演技指導においてもしっかりとしたビジョンを持たれている方なので、一切不安なく、適度な緊張感を持たせていただきながら、楽しんで演じさせていただきました。
――あおい、ひなたを演じるにあたって気をつけたことはありますか?
井口 あおい自身はすごく成長しているんですが、これまでのシリーズで積み重ねてきたものがあるので、「ここでこうしよう」という意識を持たなくても、自然に役に寄り添えていると思います。唯一ひなたとのやりとりは、『サードシーズン』のメインテーマだと思ったので、ふたりの心のすれ違いやあおいがひなたに向けている思いについての部分は、いつも以上に丁寧に演じさせていただきました。
阿澄 ひなたは、『サードシーズン』で内面の細かな変化を演じさせていただいたので、とてもうれしかったですし、やりがいを感じました。とはいえ、細かな変化だからこそ私の気持ちが乗りすぎてもいけないので、そこはひなたらしくなるように山本監督に調整してもらいながら演じています。気持ちを乗せる量の大小の配分は難しかったですが、オンエアを観させていただいて、さすが山本監督だなと感じています。
井口 気持ちを出し過ぎず、そしてひなたらしく暗すぎず。横で見ていて、難しい演技だなと思いました。
阿澄 私の場合、物事を真剣にとらえすぎて演技が暗くなりすぎてしまいがちだから。そこを山本監督に、ひなたらしく調整していただいた感じですね。
――いつもとは違うひなたを演じるときの気分は、いかがでしたか?
阿澄 天真爛漫なひなたもとってもかわいいんですけど、その部分だけだと「この子は何を考えてるのかな?」という疑問が少し残ってしまうんです。でも、『サードシーズン』で天真爛漫なだけではないひなたを演じたことで、一段とひなたのことがわかるようになりましたし、彼女への愛が深まったと思います。演じ終えた当初はファンの方々がひなたの新しい一面を受け入れてくれるか少し不安でしたが、オンエアを見て「きっと大丈夫!」と納得しました。それは私だけの力では決してなくて、山本監督を筆頭とするスタッフの方々がひなたの内面をすごく丁寧に描いてくださっているからだと思います。
――それでは最後に、今後の見どころを教えてください
井口 ついにあおい、ひなた、かえで、ここなの4人で、泊りがけの登山をします!そのなかで、ずっと小さいころから仲が良いふたりだからこその、あおいとひなたのすれ違いと、改めて歩み寄っていく姿は、演じていてすごく楽しかったです。心温まるというか、『サードシーズン』までやってこられたからこそ楽しめた部分がたくさんありました。ふたりの溝がどう埋まっていくのかももちろんですが、やっとかえでさんも入って4人で遊びに行けるのも『サードシーズン』のクライマックスにふさわしいお話だと思います。
阿澄 今はたくさんの友達が増えたけれど、4人は『ヤマノススメ』第1期からの関係だしね。
井口 まずはこの4人の関係から、という感じですね。4人それぞれがお互いのことを気遣っている素敵なお話になっているので、楽しみにしていてください。あ、でも、かえでさんは山への愛がちょっとだだ漏れちゃっているかな(笑)。
阿澄 あおいとひなたのことをちゃんとサポートしてくれるから、山への愛は多めにみてあげようよ(笑)。そしてここなちゃんですが、安定の天使っぷりを発揮します。
井口 ネタバレを恐れずにいうと、ここなちゃんが朝起こしてくれますよ!ここなちゃんファンの方は必見です。もちろん、そのほかにも本当にたくさん見どころはありますが、どれをとっても「青春してるな」って感じる素敵なシーンばかりです。ぜひ最後まであおいたちを見守っていただけるとうれしいです。
TVアニメ『ヤマノススメ サードシーズン』の第11話「ぎこちない縦走」は、9月10日25時40分からTOKYO MXにて放送予定。今作で初めてあおい、ひなた、かえで、ここなで登山をする姿に注目したい。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)しろ/アース・スター エンターテイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会