俳優の窪田正孝、女優の川口春奈らが出演するテレビ朝日系ドラマ『ヒモメン』(毎週土曜 23:15~)がこのほど、クランクアップを迎えた。

  • 渡辺大、川口春奈、窪田正孝、勝地涼

    左から渡辺大、川口春奈、窪田正孝、勝地涼 -テレビ朝日提供

同ドラマの主人公・翔(窪田)は定職に就かず、彼女の看護師・ゆり子(川口)のお金だけで生きていく道を選んだ"ヒモ男"。しかし、ゆり子を好きだという気持ちは揺るがず、「彼女の人生のピンチ=ヒモ生活のピンチ」でもあるため、彼女の危機に徹底的に立ち向かっていくというストーリーだ。

最後の撮影は、ゆり子の勤める病院でのシーン。ゆり子を伴って帰ろうとする幼なじみ・松平鷹彦(渡辺大)の前に翔、そしてイケメン医師・池目先生(勝地涼)が立ちふさがるという緊迫した場面だったが、勝地の演技に笑いが起きながらも4人がテンポよくかけあいを展開し、撮影は順調に進行した。

そして、ついに最終カットのOKが出ると、「以上をもちまして、『ヒモメン』、オールアップです!」とスタッフが宣言。その瞬間、窪田は「よっしゃー!! お疲れ様でしたー!!」と喜びの声を上げ、現場は大きな拍手に包まれた。

川口は監督から大きな花束を贈られ、「皆さんにたくさん笑わせてもらって、純粋に撮影を楽しむことができました。窪田さんにはいちばん支えていただきました」と、胸いっぱいの表情で述べた。

そして窪田は「ヒモ役は自分にとっても挑戦でした。キャストの皆さんがいろいろな顔を見せてくれ、皆さんの自由なお芝居を近くで見ることができてうれしかったです」と、笑顔で話し、最後は花束を大きく天に掲げて、「ヒモメン最高でしたーーっ! お疲れさまでしたー!」と叫んだ。

勝地も「かつてないほど自由にやらせていただきました」と明かし、「このままいくと、こういう役しかオファーが来ないかも…という不安は残りますが(笑)、突き進んでいきたいと思います」と語り、最終回に登場した渡辺も「最終回にゲストとして出演させていただき光栄でした。毎日、笑いをこらえるのが辛かったですね! 本当に腹を抱えて笑った現場でした」と明かした。

また、窪田は川口について「最もくだけてくれたのは、春奈ちゃんだったかもしれません」とし、「スタート時に、僕は『春奈ちゃんの新しい顔が見られたら、それがこの作品の意味だと思う』とコメントしたのですが、僕の芝居に対して、彼女はいつもそれ以上のもので返してくれましたし、新しい顔をたくさん見ることができて純粋にうれしかったです」と評した。

川口も「窪田さんだからこそ、翔ちゃんの無邪気なところ、憎めないところ、母性をくすぐるところがたくさん見えたと思っています。その中にもブレない"芯"みたいなものを窪田さんが軸として持っていらしたので、自分自身もそれに引っ張られてお芝居ができたというか、かなり影響を受けたなと思っています。本当に窪田さんにはいちばん支えていただきました!」と明かし、「最終回、この2人らしくラストを迎えられるのか、ぜひ見ていただきたいです」と呼びかけていた。

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