プラネットはこのほど、「Fromプラネット」の第92号として「防災対策」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は7月4日~20日の期間にネットリサーチ「DIMSDRIVE」によって実施したもの。有効回答数は3,347人。
まず、最も身近で備えが必要だと思う災害は何かを聞いたところ、76.7%が「地震」と回答し大差の1位となった。2位は「台風」(11.9%)、3位は「豪雨・洪水」(4.6%)、4位は「豪雪」(1.6%)、5位は「津波」(1.4%)、6位は「土砂災害」(0.9%)と続いた。
災害が起きた際に心配なことについて尋ねてみると、最も多かったのが「断水」で60.8%という結果に。次いで、58.1%が「停電」と回答しており、以下「食料・飲料の不足」(26.8%)、「トイレが使えない」(23.2%)、「家屋の損傷・倒壊」(18.8%)、「ガスの供給停止」(18.6%)が続いている。
続いて、災害時に備えて自宅で防災用品や生活必需品を備蓄しているかどうか聞いたところ、「備蓄している」と回答した人は47.6%となり、半数を下回った。2016年での調査結果(45.0%)より2.6%増加したものの、2年前とはほとんど変わっていないことがわかった。
「備蓄している」と答えた人に備蓄しているものを尋ねると、「飲料水」が87.9%で最多だった。以下、「ランタン・懐中電灯・ローソク」が67.8%、「トイレットペーパー、ティッシュペーパー」が61.0%、「乾電池」が55.0%、「非常時用の食品(非常食)」が53.6%、「ラジオ」が49.8%という結果となった。
さらに、災害時の安否確認の手段として何を使用するつもりか聞いてみた。結果、1位「携帯電話の通話」(72.9%)、2位「メール」(45.3%)、3位「LINE」(29.0%)となり、携帯電話やスマートフォンによる手段が上位3位を占める結果となった。