俳優の北村一輝が、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話-夏の特別編2018-』(18日21:00~23:10)で主演を務めることが14日、明らかになった。
北村が主演するのは「果てからの念波」。リサイクルショップで購入したラジオから、不気味なうめき声が聞こえてくるが、実はその声は数年前に亡くなった以前のラジオの持ち主だった、という不思議なストーリー。北村は、4月期に放送されたドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ・フジ系)で、謎の無線機を通じて坂口健太郎と時空を超えたやり取りをする役を演じたが、今度はラジオから聞こえる声に翻弄(ほんろう)されることになる。
その他のストーリーの主演は、神木隆之介、菜々緒、ガンバレルーヤ・よしこ、平祐奈、葵わかなという面々で、北村は「出演者が若い方が多いので、『いいのかな』と思いました」と謙そん。台本を読んだ感想は、「怖い話というよりも温かい話で、確かに自分に起こったら不思議な話ですが、どちらかというと良い話に思えました」と語る。
フジテレビの太田大プロデューサーは「怖いだけの話ではなく、ショートストーリーでありながら、心温まる異色の物語です。北村さんの優しさを感じるお芝居が、全編にわたって温かみと説得力をもたらしてくださり、とても感謝しております」と起用理由を説明。女優の吉田羊と夫婦役で初共演しており、「とても豪華な作品になりました」と期待を寄せている。