映画『青夏 きみに恋した30日』(8月1日公開)の前日祭舞台挨拶が31日に都内で行われ、W主演の葵わかな、佐野勇斗(M!LK)、共演の古畑星夏、岐洲匠、久間田琳加、水石亜飛夢、秋田汐梨、志村玲於(SUPER☆DRAGON)、古澤健監督が登場した。

  • 左から秋田汐梨、水石亜飛夢、岐洲匠、葵わかな、佐野勇斗、古畑星夏、久間田琳加、志村玲於、古澤健監督

    左から秋田汐梨、水石亜飛夢、岐洲匠、葵わかな、佐野勇斗、古畑星夏、久間田琳加、志村玲於、古澤健監督

同作は、南波あつこによる人気コミックを映画化。夏休みの間、大自然に囲まれた祖母の家で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒(葵)と、地元の高校生・吟蔵(佐野)は一夏の恋に落ちていく。

『青夏』愛を測る"箱の中身はなんだろな"ゲームに挑戦したキャスト陣。都会チーム(葵・岐洲・久間田・志村)と、上湖チーム(佐野・古畑・水石・秋田)に分かれ、箱の中身を当てていく。第1回戦では引き分けとなり、決勝戦で葵と佐野が対決。同じ箱の中に手を入れて中身を当てようとするが、中に入っている「蝉の模型」に怯える2人は、なかなか触ることができない。

絶叫する佐野は自分の手の匂いを嗅いだり、「なんか濡れてる! 汗か」と自分の手汗に怯えたりと会場の爆笑を誘い、最終的に佐野の叫び声に驚いてほとんど箱の中身に触ることができなかった葵が一発で「蝉!」と正解に。葵は「おもちゃじゃん。佐野くんが大きい声出すから、そっちの方が怖かった」と肝の座った発言をしていた。

また、初日を控え、互いにメッセージを送りあった座長の2人。葵は「私はしっかりしているねと言われることが多いんですけど、一人じゃできないこと、不安なことが多い中で、私ができないことを佐野くんができる。そこはどう頑張っても手の届かない部分、佐野くんにすごく助けられた」と振り返った。

一方佐野は「役者仲間というよりは、幼なじみみたいな感じの印象で、僕は頼りない男で申し訳ないと思ってるんですけど、今回もすごく助けられたことが多くて、ものすごく感謝しています」と心境を吐露。さらにサプライズで、書道6段の腕を持つ佐野が「わかな大好き」と書いた周りを共演者からのメッセージで囲んだ色紙が葵にプレゼントされる。葵が感動しつつ「やだ、絶対泣かせようとしてるやつですよね」と言うと、佐野は「泣かなくて大丈夫だよ」とフォロー。葵は「じゃあ泣かない!」と宣言し、「飾ります」と色紙に感謝した。