北海道登別洞爺広域観光圏協議会、道南バス、JR北海道は6日、胆振地方における道内屈指の温泉地である洞爺湖温泉と、リゾート地として外国人にも人気のニセコを結ぶ「洞爺~倶知安アクセスバス」を今夏、試験的に運行すると発表した。

  • 「洞爺~倶知安アクセスバス」が発着するJR函館本線倶知安駅

「洞爺~倶知安アクセスバス」は北海道登別洞爺広域観光圏協議会とJR北海道の補助の下、道南バスが運行する実証実験路線バスとなる。洞爺~倶知安間をバスが直通で結ぶことにより、両地区相互の流動の促進に寄与するとともに、洞爺を経由して後志エリア・道南エリア間の移動の利便性が向上することも期待している。

運行ルートと時間は、洞爺駅前行が倶知安駅前10時30分発・ニセコひらふ10時45分発・ニセコビュープラザ11時10分発・洞爺湖温泉12時着・洞爺駅前12時20分着(ニセコひらふとニセコビュープラザは乗車のみ、洞爺湖温泉は降車のみ)。倶知安駅前行が洞爺駅前14時30分発・洞爺湖温泉14時50分発・ニセコビュープラザ15時40分着・ニセコひらふ16時5分着・倶知安駅前16時20分着(洞爺湖温泉は乗車のみ、ニセコビュープラザとニセコひらふは降車のみ)となる。

運賃は洞爺駅前~ニセコひらふ・倶知安駅前間が1,700円、洞爺駅前~ニセコビュープラザ間が1,500円、洞爺湖温泉~ニセコひらふ・倶知安駅前間が1,600円、洞爺湖温泉~ニセコビュープラザ間が1,400円(いずれも小児半額)。運行期間は7月25日から8月17日まで24日間の予定で、冬季の運行も計画している。