フジテレビのドキュメンタリー枠『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、今年も美容整形する女性たちを追った『シンデレラになりたくて…2018』を、7月1・8日の2週にわたって放送する。

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    マスクが外せない赤井田未波さん=7月1日放送『ザ・ノンフィクション シンデレラになりたくて…2018 ~前編~』より

今回の主人公は、3人の女性。美容整形を決意する背景には、それぞれ複雑な事情があった。

1人目は、赤井田未波(あかいだみなみ)さん(19歳)。元々は一重まぶただった彼女は、高校2年の時に目を整形したが、これが、学校でのイジメにつながってしまった。次第に自信を失っていった上、今度は口元のバランスが気になり始め、マスク無しでは外出できなくなってしまう。

未波さんは「口元さえ良くなれば、外に出られるかもしれない…」と考えるが、担当医は「このままでは、美容整形を繰り返すことになる。まず、自分の力でコンプレックスを克服しなければ、手術はしない」と断言。果たして、手術を受けることはできるのか…。

2人目は、小豆畑うらら(あずはたうらら)さん(20歳)。遠い親戚の叔母の家で暮らしているが、その原因は、刃物を持ち出してお互いを罵りあい、傷つけあってきたという実母との不仲だ。うららさんは「顔が原因で性格も卑屈になってしまったいま、私には美容整形しかすがるものがない…」と心境を吐露するが、美容整形で新たな人生をスタート切れるのか…。

そして3人目は、藤森悠葵(ふじもりゆき)さん(21歳)。小学6年生の時に両親が離婚し、父・弟と3人暮らしのため、率先して母親代わりを務めてきた。しかし、日々家事に追われる中で始まったのが、学校でのイジメ。「顔のコンプレックスを解消して、人生をやり直したい…」と一念発起するが、「どうしても手術を受けたい!」という彼女に、父は「後戻りでいなくなるぞ!」と猛反対だ。互いに本音をぶつけ合った結果、下した決断とは…。

そんな彼女たちが目指すのは、グランプリ賞金300万円の「整形シンデレラオーディション」。番組では、人生の再出発を賭けた彼女たち、そして、それを見守る家族の姿を、『ザ・ノンフィクション』の大ファンだというYOUのナレーションで追いかけている。

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    小豆畑うららさん=同

(C)フジテレビ