東武鉄道は7月6~9日の4日間、「SL大樹」への七夕限定ヘッドマーク掲出などを行う「SL大樹 七夕イベント」を展開する。あわせて鬼怒川温泉・川治温泉で開催される「龍王祭」を記念し、7月6~29日に「SL大樹」の側面に龍の特別装飾を施す。
「SL大樹」の七夕限定ヘッドマークは、かつて京都~南宮崎間などで運行された寝台特急「彗星」のヘッドマークをイメージしたデザインに。SL用とディーゼル機関車(DL)用の2種類あり、「七夕」の文字や星の部分など一部の色が異なる。
ヘッドマーク掲出期間中、下今市駅・鬼怒川温泉駅と「SL大樹」車内にさまざまな七夕飾りを施し、七夕らしい雰囲気を盛り上げる。7月6・7日の2日間、「SL大樹5・6号」に七夕ヘッドマーク柄の紙製コースターを用意し、「SL大樹5号」の乗客にはDL用、「SL大樹6号」の乗客にはSL用のコースターをそれぞれプレゼントする(SL座席指定券購入者のみ)。
七夕当日の7月7日は、浴衣を着用したSL観光アテンダントが「SL大樹3号」の車内でオリジナルの短冊を配付。もらった人は下今市駅・鬼怒川温泉駅に設置される笹飾りに願いを込めて結ぶことができる。
7月6~29日にかけて「SL大樹」に掲出する龍の特別装飾は、龍の胴体をひと筆で描いた縁起物「一筆龍」を日光で制作・販売する「晄秋家(こうしゅうや)」がデザインしたもの。運気を上げるとの意味から、龍が上を向いた図柄となっている。