ニュージーランド航空は6月14日、次世代の空間コンピューティング・プラットフォームにおいてデジタルとフィジカルの世界をシームレスに融合する体験を開発している米国マジック・リープ社(Magic Leap)との戦略的開発パートナーシップ締結を発表した。Magic Leapと共同でニュージーランドをユニークな旅先として紹介すべく、様々な景色やワクワクするアクティビティを紹介する、新しい体験を開発していく。

  • 旅行の体験を再定義する長期プログラムの一環として、2018年後半の発表を予定

    旅行の体験を再定義する長期プログラムの一環として、2018年後半の発表を予定

ニュージーランド航空はすでに、ロンドンを拠点とするクリエイティブ・スタジオのフレームストア社(Framestore)と共同で「ニュージーランドをめぐる幻想的な旅(Fantastical Journey in NewZealand)」を制作しているが、今回新たな試みとして、Magic Leapの技術を使った全く新しい方法でのニュージーランド旅行体験を提供する。この取り組みは、旅行の体験を再定義する長期プログラムの一環として、2018年後半の発表を予定している。

ニュージーランド航空グローバル・ブランド&コンテンツ担当ジェネラル・マネージャーのジョディ・ウィリアムズ氏は、「ニュージーランド航空が革新的かつ先端の技術をお客様に提供し、より楽しい旅行体験を創造できることを嬉しく思います。この開発パートナーシップにおいて、新しいお客様にニュージーランドの魅力を存分にご体験いただけるようさらに働きかけるのが、私たちの共通の目標です」とコメントしている。

Magic Leap チーフ・ビジネス・オフィサーのラシュナ・バシン氏は、「Magic Leapとニュージーランド航空は、空の旅を含む日常の体験に真の革新をもたらすという共通の野望を持っています。ニュージーランド航空は、Magic Leapのパートナーとして、これら革命的な技術を旅行業界にもたらすユニークな存在です」とコメントしている。