近畿日本鉄道は13日、四季折々の自然が美しい御在所岳や“美人の湯”で知られる湯の山温泉を舞台に、近鉄エリアキャンペーン「開湯1300年 ゆこうよ 湯の山」を2018年7月14日から2019年2月28日まで展開し、菰野町と連携して湯の山温泉の魅力を発信すると発表した。キャンペーンの一環で観光列車「つどい」をリニューアルし、イベントの臨時列車として運行。車内でリアル謎解きゲーム「湯の山秘密鉄道と伝説の折鶴」を実施する。
湯の山温泉は温泉の発見から1,300年という記念の年を迎え、7月には御在所ロープウエイの一部ゴンドラやレストランがリニューアルされるなど、話題あふれる観光地に。近鉄エリアキャンペーンは沿線の自治体と連携し、特定地域を集中的にPRして活性化を図る観光プロモーションキャンペーンとして毎年開催され、今年で6回目となる。
今回のキャンペーンでは、観光列車「つどい」をリニューアルし、菰野町と連携してイベントの臨時列車として近鉄名古屋~湯の山温泉間で運行。リニューアルした観光列車「つどい」の出発式や菰野町観光PRなども実施される。湯の山温泉や御在所岳を巡るハイキング、菰野町や各温泉施設、御在所ロープウエイなどで行われるイベントも、これまでよりパワーアップするという。
観光列車「つどい」はリニューアル後、外装をブラウンとクリーム色のツートンカラーとし、ゴールドのラインを施したシックで落ち着いた雰囲気に変更。車内の座席の表布やカーペットなども張り替える。7月14日から9月2日までと、10月6日から2月24日までの土日祝日を中心に、近鉄名古屋~湯の山温泉間を直通運転(近鉄四日市駅での乗降も可能)。9月2日までリアル謎解きゲーム「湯の山秘密鉄道と伝説の折鶴」を楽しめる列車として、10月6日から湯の山温泉の源泉を使用した足湯列車として運行予定となっている。
リアル謎解きゲーム「湯の山秘密鉄道と伝説の折鶴」は「つどい」の車内で実施され、参加者自らが物語の主人公となり、自らの頭脳と行動によって数々の謎を解明する参加型イベント。車内では菰野町の特産品を販売し、「湯の山温泉周辺施設割引特典付きうちわ」のプレゼントも用意される。