小田急電鉄は7日、鶴巻温泉駅の駅舎改良工事が完了し、6月23日初電から使用開始すると発表した。エスカレーター・エレベーターおよび新南口改札口の新設によって、より利便性の高い駅に生まれ変わる。

  • 鶴巻温泉駅改良後の外観イメージ

鶴巻温泉駅の改良工事は、秦野市が進める鶴巻温泉駅南口広場整備事業と連携して進めてきたもので、新たに各ホームに上下エスカレーターとエレベーターを設置し、バリアフリー対応を拡充した。改札口はこれまでの南口改札を南側に移設し、新南口改札口とすることで、2017年3月に設置した跨線橋を活用した東西の回遊性が向上するという。

今後、秦野市が整備を進めているペデストリアンデッキと新南口改札口との接続を予定しており、さらなる駅の利便性向上を図るとしている。