ESSPRIDEはこのほど、「社長脳内リサーチ」として「社長の接待」「社長のひとり飯」についてのリサーチ結果を発表した。調査は5月17日、全国の20~59歳で従業員数10人以上300人未満の経営者100人を対象にインターネットで行われた。

勝負接待、平均額は26.3万円

「勝負接待」で使った最高額を直近一年以内にしぼって聞いたところ、平均額は「26.3万円」となった。最低額は「2万円」、最高額は「200万円」だった。

接待での鉄板メニューを聞くと、1位は「寿司」(38.0%)、僅差で2位「懐石料理」(37.0%)となった。その理由は、「落ち着いて会話ができるから」「個室があるから」「静かで話しやすい環境のお店が多く、料理をお店側にお任せしやすい」と、話がしやすいことが多く挙げられた。また「臭いがつかないから」という相手への細やかな気配りのある意見もあった。

  • 「あなたの接待での鉄板メニューをお答えください」

    「あなたの接待での鉄板メニューをお答えください」

3位「焼肉」(24.0%)は、「好きな人が多いから」とハズレがないものとして選ぶ人が多い。また「パワーがつく」という回答もあった。

ひとり飯は500円~1,000円が最多

一人で食事する際の平均単価を聞いたところ、昼食は「500円~1,000円未満」(60.0%)、夕食も「500円~1,000円未満」(28.9%)が最多に。利用する店1位は「ラーメン屋」(47.0%)、2位「コンビニ」(38.0%)となった。

  • 「あなたが一人で食事をする際の平均単価を昼食、夕食についてそれぞれお答えください」

    「あなたが一人で食事をする際の平均単価を昼食、夕食についてそれぞれお答えください」

  • 「あなたが一人で食事をする際、利用または食品を購入する店をお答えください」

    「あなたが一人で食事をする際、利用または食品を購入する店をお答えください」

社長の食費に関する考え方を聞くと、「仕事に関わる食事にはお金をかけるが、一人の食事にはお金をかけたくない」と回答した人が半数だった。その理由は「仕事に関わる食事にはある程度の質が必要だと考えるから」「仕事の接待となると相手の立場に合わせ失礼のないようもてなす。自分自身は贅沢の必要がないと思う」「一人で食事をしてもつまらないので、最小限の費用で済ませたい」などが挙げられた。

  • 「あなたの食事の費用に対するお考えとして最もあてはまるものをお答えください」

    「あなたの食事の費用に対するお考えとして最もあてはまるものをお答えください」

次いで多いのは「仕事でもプライベートでも、食事にお金を惜しまない」(33.0%)。回答理由をみると「好きな時に美味しい物を食べることがストレスをためない秘訣」「食事くらいは考えずに」とお金を気にせず食べたいという方や、「食は第一」「食事は活力やアイデアの元」と食事の優先度が高いためお金を惜しまない人が多かった。