東京メトロは28日、13駅で駅構内の「Googleストリートビュー」が公開されたと発表した。これにより、東京メトロの駅構内の様子を事前に確認することができ、利用の際の参考にできるとしている。今後も撮影の完了した駅から順次、追加公開される予定だ。
今回、「Googleストリートビュー」が公開された駅は赤坂駅・赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)・浅草駅・上野駅(銀座線・日比谷線)・外苑前駅・麹町駅・新橋駅・辰巳駅・溜池山王駅(銀座線・南北線)・東京駅・虎ノ門駅・西新宿駅・六本木駅の計13駅。それぞれコンコースとホームが公開範囲となる。
「Googleストリートビュー」は「Googleマップ」の機能で、街や観光地などを360度のパノラマ写真で見られるサービス。今回公開された駅構内の画像に関して、「Googleマップ」のサービス内で駅名を検索し、「ストリートビューギャラリー」の「日本の空港・駅」から閲覧することも可能だ。
また、「東京メトロアプリ」では鉄道会社公式アプリとして初めて「Googleストリートビュー」機能を利用したコンテンツの実証実験を試行する予定。6月中旬から上野駅を皮切りに、浅草駅・東京駅・六本木駅の計4駅を順次公開し、9月末まで試行する計画となっている。