レバレジーズが運営する看護師向け転職支援サービス「看護のお仕事」は5月10日、5月12日の「看護の日」にあわせて実施した「キャリアに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2018年3月27日~4月23日、有効回答は看護師1,767人。
ロールモデルはいる?
キャリアについて悩んだことがあるか尋ねたところ、52.6%が「ある」と回答。キャリアについて相談できる人が「いる」と答えた割合は51%、「いない」は49%となった。
キャリアを考える際、参考にしている情報源は、1位「職場の先輩」(23.5%)、2位「職場の同僚」(17.8%)、3位「看護学生時代の友人」(16%)となり、職場の看護師から情報を得る傾向がみられた。
周りに「この人のようになりたい」と思えるようなロールモデルが「いる」看護師は36.7%。「いる」との回答を年代別にみると、20代が43.2%と最も多く、次いで40代が36.3%、30代が34.3%と続き、50代以上は最も少ない25.1%にとどまった。
キャリアに関する十分な情報が得られていると思うかとの問いに対しては、「どちらでもない」との回答が46.1%と最も多かったものの、「そう思わない」が35.7%、「全くそう思わない」が10.8%と、計46.5%がキャリアに関する情報が不十分だと感じていることがわかった。一方、「そう思う」(6.2%)「とてもそう思う」(1.2%)の回答はわずか1割未満だった。