ダイハツ工業は10日、小型乗用車「トール」に、販売会社ごとに様々なユーザーニーズへ応える仕様設定が可能な「販売会社特別仕様ベース車両」を設定した。また、「トール カスタム」には、スポーティ感を演出するエアロパーツを組み合わせた「エアロスタイリッシュパック」を設定し、同日に発売する。

  • 「トール(販売会社特別仕様ベース車両)」

「トール」は、小型車のスペースモデルに同社が軽自動車で培ったノウハウを投入すべく、「家族とのつながり」をキーワードに「子育てファミリーの日常にジャストフィットするコンパクトファーストカー」として開発された。コンパクトなボディサイズながら、広々とした室内空間、家族の使用シーンにちょうどいい様々なシートアレンジや使い勝手の良さを実現して好評となっている。

今回は、多様化するユーザーニーズに対応すべく、販売会社独自で地域ごとの特性やユーザー特性に合わせた特別仕様車を仕立てるためのベース車両を設定。通常は選択ができない「トール」グレードでの2トーンカラー選択が可能となることや、LEDヘッドランプ、アルミホイールなどを標準装備として上質感のある内外装とした。このベース車両をもとに、各々の販売会社がディーラーオプションなどを組み合わせ、お買い得感のある特別仕様車を設定するとのこと。

  • 「トール カスタム Gターボ“SAII”」(エアロスタイリッシュパック装着車)

「トール カスタム」には、ディーラーオプションとして「エアロスタイリッシュパック」を設定。サイドストーンガードやシートカバー(本革風×スエード調)を新たに設け、リヤロアスカートやグリルガーニッシュなど既存のディーラーオプションアイテムとの組み合わせで「エアロスタイリッシュパック」として選択可能に。

価格は、「トール」が146万3,400〜185万7,600円、「トール カスタム」が177万1,200〜200万8,800円(どちらも税込)。