しゅふJOB総研は5月7日、働く主婦層を対象とした「就活アドバイスとオヤカク」に関する調査結果を発表した。調査期間は2018年3月14~28日、有効回答は712人。

オヤカクへの印象、5割弱が「悪い」

就職活動中の新卒学生の親だった場合、どのようなスタンスで子どもに接するか最も近いものを選んでもらったところ、「求められたらアドバイスしたい」が圧倒的に多く81.7%。次いで「積極的にアドバイスしたい」が15.0%、「よほど困っている時以外はアドバイスしない」が14.3%となった。

内定者だけでなくその親にも入社許諾の確認を取る「オヤカク(親確)」を行う企業に対する印象については、「悪い("どちらかと言えば"含む)」が45.5%を占め、「良い("どちらかと言えば"含む)」は18.4%にとどまった。前年と比べると、「悪い」(前年39.1%)は6.4ポイント増加したのに対し、「良い」(同21.5%)は3.1ポイント減少した。

  • 内定者だけでなくその親にも入社許諾の確認を取る「親確:オヤカク」を行う企業に対して、あなたはどんな印象を持ちますか(単一回答)

オヤカクに「悪い」または「どちらかと言えば悪い」印象を持つと答えた人からは、「子供が仕事を始めたら、親は関係ないでしょう?いつまでたっても構うのはどうかと思う」(50代:子どもいない)、「成人した本人が決めていることに本来親の同意は必要ない。そこまでしなければ、繋ぎ止めておけないような印象を受ける」(40代:子どもいる)といった声が寄せられた。