東京メトロ銀座線渋谷駅で3日から線路切替工事が始まった。銀座線は5月3~5日の3日間にわたり、溜池山王~青山一丁目間・表参道~渋谷間が終日運休に。浅草~溜池山王間・青山一丁目~表参道間でそれぞれ折返し運転を行い、他路線への振替輸送も実施する。
銀座線渋谷駅は渋谷駅街区基盤整備に合わせてリニューアルを進めており、現在の駅から表参道方面へ約130m移設される予定。今回の線路切替工事は、駅の移設にあたり新しいホームを築造するスペースを確保するため、浅草方面行の線路を北側に、渋谷方面行の線路を南側に移設するという。
線路切替工事にともない、銀座線は5月3~5日の3日間、溜池山王~青山一丁目間・表参道~渋谷間が始発から終電まで運休となり、浅草~溜池山王間は日中約3分間隔で折返し運転、青山一丁目~表参道間は日中約12分間隔で折返し運転を行っている。半蔵門線では銀座線青山一丁目~表参道間の始発・終電に接続する列車も運転。東京メトロ・都営地下鉄全線をはじめ、JR・各私鉄の路線でも終日にわたり振替輸送を実施する。
渋谷駅の新しいホームは線路2本に挟まれた構造(うち1本は行き止まり式)に。2019年度下期に渋谷方面行の線路を南側に移設し、新ホームを供用開始。浅草方面行の線路も北側に移設し、ホーム幅員を拡幅する予定となっている。