19日にスタートするフジテレビ系ドラマ『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(毎週木曜22:00~ ※初回15分拡大)に出演する高橋克典が、"一番の悪役"と称する自身の役どころについて意気込みを語った。
このドラマは、ディーン・フジオカ演じる柴門暖が、冤罪で地獄に突き落とされた環境から這(は)い上がり、自らを陥れた者たちへ復讐していく物語。高橋が演じるのは、将来を期待されるキレ者の警視庁公安部外事第三課・参事官の入間公平で、暖を犯人に仕立てて監獄に送り込んでしまうことから、復讐のターゲットとなる。
「視聴者のみなさんには徹底的に"いやなヤツ"と見ていただきたいです」という高橋。これまでは正義感の強い役柄が多かったが、「この年齢になって、公平のような(悪)役をいただけるのはありがたいですし、演じるのも楽しいです」と語る。
今作のテーマである"復讐"については「大多数のみなさんは何かしらに抑圧されているので、そういった復讐劇に共感できるのだと思うんです。僕だってそんなに良いことばかりではなく、自分が思った以上に負担を抱えてしまうこともあるんです」と持論を展開し、「今回の作品も、みなさんの代わりに暖がスッキリとさせてくれるのではないか?と。でも、その先に何が待っているのかはわかりませんけど…」と、思わせぶりに予告。
その上で、「かなりドロドロとした罠を暖が仕掛けてくるのも見どころです。『そう来るのか!』と、驚きますよ。『モンテ・クリスト伯』は映画のように楽しめる本当に面白い作品なので、ぜひご覧ください!」とアピールした。
(C)フジテレビ