2018年3月9日より全世界独占配信中のNetflixオリジナルアニメ『A.I.C.O. Incarnation』。「人工生体」の研究中に起きた大事故「バースト」により、黒部峡谷一帯は暴走した人工生命体「マター」に侵食された。事故から2年後……2037年の夏。「バースト」の事故によって家族を失った高校生・橘アイコは、転校生の神崎雄哉からとある事実を告げられ……といったストーリー。

白石晴香(しらいしはるか)。1995年4月8日生まれ。東京都出身。ヒラタオフィス所属。主な出演は『A.I.C.O. Incarnation』橘アイコ役、『ゴールデンカムイ』アシリパ役、『干物妹!うまるちゃん』シリーズ 本場切絵役など(左)
小林裕介(こばやしゆうすけ)。1985年3月25日生まれ。東京都出身。ゆーりんプロ所属。主な出演は『A.I.C.O. Incarnation』神崎雄哉役、『ウィッチクラフトワークス』多華宮仄役、『アルスラーン戦記』アルスラーン役、『Re:ゼロから始める異世界生活』ナツキ・スバル役、『博多豚骨ラーメンズ』斉藤役など(右)

今回は、本作の主人公である橘アイコ役の白石晴香、神崎雄哉役の小林裕介にインタビューを実施。作品について語ってもらった。

――おふたりが演じるアイコと雄哉について、改めて教えてください。

白石 アイコちゃんは、明るくて少し天然なごく普通の女子高生です。過去にとある事故にあってしまうんですが、転校生の神崎雄哉と出会い、自分の体の秘密や、家族がまだ生きているかもしれないといったことを明かされます。家族への想いを持ち、信じて向かっていく。最初はダイバーチームに守られているアイコちゃんですが、どんどん成長していくので、それも一緒に楽しんでもらえればと思います。

――アイコとの共通点などを感じたことはありますか?

白石 うーん、共通点……。

小林 全部でしょ(笑)。

白石 そうですか?

小林 似ているというか、アフレコのときに後ろから見ていると一所懸命さが伝わってくる。村田和也監督がオーディションのときに、「すでにアイコとして完成されていた」ということを言っていて、作品が完成したあとに改めて考えたら、「こういうことか」と納得しました。似ているでしょ?

白石 そう言っていただけて、すごくうれしいです。自分では少しドジなところが似ているのかな、と思います(笑)。

――小林さんが演じる神崎雄哉はいかがですか?

小林 雄哉は何を話してもネタバレになってしまうキャラクターなんです。オーディションを受けたときの雄哉は「よくわからない」というのが正直な感想でした。アフレコが始まってから監督に呼び出されてすべての説明を受けたんですけど、そこでようやく僕の中にあった違和感がなくなったんです。最初は何を考えているかわからないんですけど、後半になってからはじめて雄哉に感情移入ができるようになるんです。でも、これまで演じたなかで、一番共通点がないキャラクターだと思います。

白石 学生時代の制服はどうでしたか?

小林 あー……、学ランではありましたね。

白石 共通点ありましたね!

  • 『A.I.C.O. Incarnation』

――演じる際に意識したことは?

白石 アイコは一番視聴者に近い立場で、なにもわからない状態で振り回されるキャラクターなので、素のまま挑めましたね。それだけではなく、家族に対する愛や一所懸命さや、かわいらしい女子高生らしさを見せられるように意識しました。

小林 僕は常に謎をはらんでいる空気感を意識しました。彼は言い方がきついんですけどそれはいやみではなく、真実を伝えているだけなんです。場合によっては煽ることもありますけど、角が立つのはあくまで言葉そのものなんです。

――アフレコ現場で印象に残っていることはありますか。

小林 まず、難しい単語が多かったですね。「ダイバー」とか「エリア」とか普通のイントネーションとは違うので、毎回アフレコで確認していました。あと、僕が一番難しいと思う単語に「多目的手術装置アルサス」というものがあるんですよ。アフレコのときに何回かリテイクをして、やっと言えたと思ったら。

白石 ブーって……。

小林 どなたかの携帯がなっちゃって(笑)。その次のテイクもOKが出たんですけど、あれは笑いましたね。

白石 私は大先輩方に囲まれたアフレコだったので、緊張して自分からお話に参加できなかったんです。

小林 僕も人見知りなので。白石さんはいつも現場で真剣に台本を読んでいるから、話しかけていいのかなって。

白石 人見知りの人って、どこを見たらいいかわからないから、台本をずっと読んでいるんですよ! でも、それを見ていた白石真帆役の茅野愛衣さんが、打ち解けるために「あだ名を付けてみたらどう?」と言ってくださって。

――それはなんという?

白石 私は「はるはる」、小林さんは「ゆっけさん」。……だったんですけど、最終話までそのあだ名が使われることはなかったです(笑)。

小林 がんばって使ってたよ!

白石 聞いたことないですよ(笑)。

小林 最初はがんばってたよ。でも、たしかに今日も小林さん白石さんだよね。「ゆっけ」は僕がよく呼ばれるあだ名なんだけど、「はるはる」って誰が考えたの?

白石 ゆっけさんが考えてくださったんですよ。

小林 うそ……。

白石 忘れてる(笑)!

小林 あー。そうだ。茅野さんにあだ名の話をされて、俺が考えたんだっけ、そういえば(笑)。

――おふたりが個人的に好きなシーンは?

小林 とにかくキャラクターの動きがすごい作品なんですよ。第3話でアイコと雄哉が捕まって、ダイバーたちが奪還するシーンの、動きのプロ感! あと、(水瀬)一樹が「撤収」と言ってから、(三沢)楓が車のボンネットの上から中に入るまでのアクション。これはすごいなと。

白石 動きが本当にすごいですよね! 私が好きなのは、「了解」という意味である「ウィルコー」と言うシーン。ダイバーたちが言うセリフなんですけど、私たちも言いたかったんですよね。

小林 そうそう。一回だけ台本に僕たちにも「ウィルコー」というセリフがあったんですよ。

白石 「よっしゃー!」 と思って練習してきたら、「ここふたりなしで」って言われて(笑)。言いたかったです……。

――それでは最後に改めて作品の見どころをお願いします。

小林 『A.I.C.O. Incarnation』は、難しい単語や設定があるんですけど、それらすべてを理解しなくても楽しめる作品です。最初は簡単に観て、そのあとにもう一度観てほしいです。一周目はアイコ、二周目は雄哉が主人公に見えると思いますので、それを体感してもらいたいですね。

白石 そうですね。専門的な単語や設定はぜんぶ雄哉が担当してくれたので、私は視聴者の方と同じ目線で作品を追えました。SFの中にも各キャラクターの人間ドラマがあるので、様々な楽しみ方ができる作品だと思います。

(C)BONES/Project A.I.C.O.

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