ロックポート ジャパンはこのほど、「スニーカー通勤」に関する調査結果を発表した。同調査は2017年10月、週に4日以上スーツを着用する全国の20〜50代の男性400人を対象に、インターネットで実施した。
現在の職場はスニーカー通勤が可能か尋ねたところ、44.3%が「可能」と答えた。職種別にスニーカー通勤の可否を見たところ、「可能」と答えた割合が最も高かったのが「会社経営者・役員」(57.7%)で、「人事」(53.8%)、「サービス・販売」(50.0%)が続いた。「営業職」では、「可能」という回答は41.9%となっている。
営業職の人に、スニーカー通勤をしたいと思うか尋ねたところ、52.4%が「スニーカー通勤をしたい」と回答した。「スニーカー通勤をしたくない」(23.8%)と答えた人にその理由を聞くと、最も多かったのが「現在勤めている会社の雰囲気・ドレスコードにスニーカーが合わないから」(56.0%)だった。
全職種において、「スニーカー通勤をしたくない」と答えた人は23.6%だった。その理由は「会社の雰囲気・ドレスコードにスニーカーが合わない」(46.8%)が最も多く、2位が「スーツやジャケットに合わない」(44.7%)、「ビジネスシューズを履くことがマナーだと思うから」(35.1%)だった。
ビジネスシューズを選ぶ時に重視していることを聞くと、「長時間履いていても疲れにくいもの」(52.0%)が最も多かった。次いで「カジュアルでもかっちりスタイルでも、どんな服にも合うものを選びたい」(51.0%)となっている。職種に関係なく、ビジネスマンの靴選びの重要なポイントは「疲れにくさ」と「汎用性」であることがわかった。