テレビ朝日系バラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』(毎週月曜23:15~ ※一部地域除く)での"毒舌キャラ"が話題を呼んでいる同局の弘中綾香アナウンサー。番組で共演するお笑いコンビ・オードリーの若林正恭に熱愛報道が出たときも「してやったりって感じですか?」とかなり強めにイジり、反響を呼んだ。
自身の"毒舌キャラ"をどう思っているのか、また『激レアさん』で共演する若林についてどんな印象を抱いているのかなどを聞いた。
本番の臨み方は『Mステ』と変わらない
――『激レアさん』では、弘中さん手作りのボードや模型が名物になっていますが、特に印象に残っている模型はありますか?
ペットボトルとピロピロ笛で、「重油まみれで瀕死状態だった250匹のコイをマウス・トゥー・マウスで蘇生させる」というのを再現したものですね。油が飛んで行く様子をあれで表すというアイデアはすごいなと思いました。
――一般の方や若林さんの熱愛にも果敢に突っ込んでいくなど、『激レアさん』での"毒舌キャラ"がネット上でも反響を呼んでいますが、ご自身はこの反響をどう捉えていますか?
でも、いつもあんな感じなんですけどね。『ミュージックステーション』の時も、CM中はずっとアーティストの方やタモリさんともしゃべっていますよ。オンエアにのっていないから、そう思われるのかな(笑)。自分としては『Mステ』だからおとなしくするという感じはないです。だから、親しい友達からは「普段の弘中だよね」と言ってもらっています。
――そうなんですか! とはいえ『激レアさん』で若林さんも言及していたように、やはり『Mステ』とはキャラが違うように感じます(笑)
本番の臨み方はそんな変わらないですけど、やっぱり場の雰囲気なんですかね。生放送(『Mステ』)と収録(『激レアさん』)というのも大きな違いだと思います。あまりにも皆さんに言われるので、「そんな違うかな?」と。自分では無意識なんですが、すごく変わっているんだろうなというのはあります。
――番組の反響はいかがですか?
やってみて思ったのは、結構上の世代の方が見てくれているなというのがあって、親戚のおばさんから「見てるよ」って言ってもらったり、結構幅広い世代に楽しんでいただける番組なんだなと思いました。23時台の番組なので、それは意外でしたね。
――『Mステ』に出演したアーティストの方から「『激レアさん』見てるよ」と言われたことはありますか?
誰かから言われたことあるかな……あります! うん、なんか言われたことはありますね。
宇多田ヒカルとの共演に夢見心地
――弘中さんはテレビ朝日に入社してわずか半年で、『Mステ』の司会に抜てきされたんですよね。
最初にその話を聞いたのは1年目の8月の終わりに、甲子園の取材から帰ってきた日だったんですね。部長に呼ばれて「10月から『ミュージックステーション』やるから。絶対親にも友達にもいうな」と言われて、最初はドッキリかなと思ったんです。その次の日から夏休みで海外に行ったため、ネットが見られなかったんですが、旅行中にネットニュースに大きく掲載されていたみたいで。帰国後に知り合いからすごい連絡が来て、それを知って、「ああ、本当だったんだ」と思いました(笑)。
――『Mステ』では憧れのアーティストの方にお会いすることも多いと思いますが、その中でも一番うれしかった方を教えてください。
宇多田ヒカルさんですね。デビューされたのが私が小学生のときだったんですけど、衝撃的だったじゃないですか。子供ながらに歴史が変わるなと感じたのは覚えていて、私の中でインパクトがすごく大きな方なんです。子供の時にお聴きしていた方に大人になってからお会いできるというのは、なんか夢が叶うというか、夢見心地ですよね。「ずっと見ていた方が隣でしゃべっているな」という不思議な感じがします。