フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、「パサート」「パサート ヴァリアント」に最新のディーゼルテクノロジーで日本のポスト新長期排ガス規制をクリアした「TDI」エンジンを搭載したモデル追加して発売した。

  • フォルクスワーゲン「パサート TDI ハイライン」

  • フォルクスワーゲン「パサート ヴァリアント TDI ハイライン」

今回追加されたモデルに搭載されるエンジンは、「MQB」にもとづき開発された新世代ディーゼルエンジンシリーズ「MDB(モジュラーディーゼルエンジンシステム)」の基幹ユニット。最高出力190PSを発揮し、ディーゼル車のメリットである力強い加速に加え、優れた燃費性能を両立した。

ディーゼルエンジンの課題である排ガス中に含まれる粒子状物質や窒素酸化物は、酸化触媒、SCR(選択触媒還元)、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)などを採用することで対応。世界的にも厳しい日本のポスト新長期排ガス規制に適合している。

ディーゼルエンジン搭載モデルは「パサート」「パサート ヴァリアント」それぞれに「エレガンスライン」と「ハイライン」を設定。ともに渋滞時追従支援システム「トラフィック アシスト」をはじめとする安全装備や、フォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム「ディスカヴァー プロ」を採用するなど充実した装備を誇る。「ハイライン」にはリアビューカメラやナビゲーション機能、ダイナミックコーナリングライトなども装備した。

価格は「パサート TDI エレガンスライン」が422万9,000円、「パサート ヴァリアント TDI ハイライン」が509万9,000円(ともに税込)など。