ルノー・ジャポンは22日、ルノー・スポールがチューニングした109PSを発生するターボエンジン搭載のコンパクトスポーツ「トゥインゴ GT」を発売する。シャシーにも専用のチューニングを施し、トランスミッションは5MTと6速EDCが選べる。

  • ルノー「トゥインゴGT」

「トゥインゴ GT」は「5(サンク)」や「ルーテシア ルノー・スポールV6」と同じRRレイアウトを採用する「トゥインゴ」に、ルノー・スポールがチューニングを施したスポーツモデル。リアに搭載される0.9リットルターボエンジンはサイドエアインテークを採用。ボディサイドに特徴的なエアインテークを新設し、新鮮な外気を導入する。燃料供給、エンジン冷却、エキゾーストシステムにも改良が加えられ、最高出力は109PSに向上した。

シャシーはダンパーが専用となり、アンチロールバーも強化。横滑り防止装置(ESC)は標準モデルよりも介入を遅らせ、曲がりくねったコーナーで後輪のスライドを感じることができるチューニングとした。

ボディカラーは火の粉をイメージした「オランジュ ブレイズM」と、月の表面のグレーを表す「グリ リュネールM」の2色。インテリアにはレザー調×ファブリックコンビシートを装備し、エアコン吹出し口とシフトレバーブーツリングにもアクセントとしてオレンジが配されている。価格は5速MT仕様が229万円、6速EDC仕様が239万円(ともに税込)。