俳優の妻夫木聡がこのほど、主演ドラマ『イノセント・デイズ』(WOWOW 3月18日スタート)の撮影を終え、「感慨深い気持ちです。僕たちはただただ信じて闘いました」と感想を語った。

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妻夫木演じる主人公・佐々木慎一は、幼なじみの女性・田中雪乃(竹内結子)が犯したとされる罪の真偽に疑問を抱く。なぜ彼女は死刑を受け入れたのか、そして彼女が犯した本当の罪とは何だったのか。死刑執行が迫る中、無実を信じ調査を進めていくうちに、彼女の壮絶な半生と共に意外な真実へたどり着く。

「今はほっとしたという気持ちが一番近いでしょうか」と、最初に率直な気持ちを述べた妻夫木。「慎一として生きたこの二ヶ月の間、家族のように見守ってくださった監督はじめスタッフの方々に感謝します。なかなかこんなにみんながみんな作品を愛してくれる現場はありません。素晴らしい現場でした」と振り返り、スタッフに感謝の言葉を贈った。 また、今回のドラマ化に際し、企画から携わった妻夫木は、自ら原作者である早見和真と直接交渉して許可をもらっただけあり、思いもひとしおのよう。「生意気にも、僕に預けてくださいと原作の早見さんに電話をした日から、クランクアップを迎える日がくるなんて夢にも思わなかった。感慨深い気持ちです。僕たちはただただ信じて闘いました。一人一人の一縷の望みが観てくださった方の心の中で生き続けていくことになるだろうと確信しています。楽しみにしていてください」と力強く語った。

監督は『愚行録』の石川慶。脚本は『嘘の戦争』の後藤法子。出演はほかに新井浩文、芳根京子、ともさかりえ、長谷川京子、池内博之、山中崇、芦名星、佐津川愛美、清原果耶、田口浩正、原日出子、石橋蓮司、余貴美子。

連続ドラマ『イノセント・デイズ』は3月18日(日曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート。全6話(第1話無料放送)。