ヴォーカーズは1月24日、「働きがいのある企業ランキング2018」を発表した。調査は、2016年7月1日~2017年12月31日の間に「Vorkers」に投稿された、現職または1年以内に退職した社員によるレポート回答4万8,975件を集計しランキング化したもので、今年で5回目。

  • ヴォーカーズ「働きがいのある企業ランキング2018」TOP10

    働きがいのある企業ランキングTOP10

働きがいのある企業の総合ランキングは、1位「セールスフォース・ドットコム」、2位「サントリーホールディングス」、3位「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」、4位「伊藤忠商事」、5位「三井物産」、6位「リンクアンドモチベーション」、7位「プルデンシャル生命保険」、8位「三菱商事」、9位「旭化成」、10位「リクルートホールディングス」となった。

1位のセールスフォース・ドットコムについては、「自らがSalesforceを活用し、自分達の成果や結果が把握できるため、努力した分だけ結果として反映される」「人事評価について評価指標が明確に設定されているため、不満はほとんど聞かない」「社員同士が部門を超えて交流する機会がたくさん設けられており仲が良い雰囲気」「社内での議論は建設的で前向きな印象」といった評価が寄せられた。

2位のサントリーホールディングスは、「上司から『やらないこと』を怒られることはあっても、『やってできなかったこと』を怒られることはまずない」「実績だけでなく自分がやってきた姿も評価してくれるため非常にモチベーションを保つ上で働きがいがある」とのこと。

3位のプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)については、「仕事を進めていく上で必要な一般的なスキルに関するトレーニングはかなり充実している」「Power of youという奨励システムがあり評価に値する貢献ができた際に贈られる。金額よりも添えられているコメントに就業意欲の高まりを感じる」といった声が寄せられた。

4位の伊藤忠商事については、「若手から多くの裁量権がある。ある程度、具体的にやりたい、創りたい商売が見えている人はやりがいも感じるし、やりやすい環境」といった意見。

5位の三井物産は、「新入社員にマンツーマンの指導員が一年間つく『MMリーダー』制度が存在し、指導員のみならず部全体で面倒を見ていこうという温かさがある」とのことだった。

なお、11位~50位は以下のとおり。

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