女優の釈由美子が、きょう20日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『明日の君がもっと好き』(毎週土曜23:05~)に、27日放送の第2話からレギュラーキャストとして出演する。
市原隼人、伊藤歩、白洲迅、森川葵、志田未来ら演じる恋愛に冷めた男女が"運命の出逢い"に翻ろうされて"想定外の恋"に落ちていくヒューマンラブストーリーの同作。釈が演じるのは、城崎遥飛(白洲)に誘惑される年上女性・城之内美晴だ。
遥飛は、幼少期に母から受けた虐待によるトラウマがあり、年上の女性に対して自身にはどうにもできない闇を抱えているという役どころ。遥飛は美晴に子どもがいると知ると、厳しい言葉を浴びせかけ、美晴は屈辱を味わうハメになる。
若い男性の誘惑に乗ってしまう役柄について、釈は「私も同じ人妻で息子がいますが、白昼に子どもを預けて堂々と不倫をする美晴には1ミリも共感できません」と断言。その上で、「美晴は今でいうゲスな女性ですが、オトナの色気と怖さを情念たっぷりに演じきりたいと思います。これまでやったことがない難しい役で不安はありますが、殻を破って新境地を開いていけるよう頑張りますので、ご期待ください」と呼びかけた。
そして、今夜スタートする第1話を見た主演の市原は「すごく見応えのある作品です。人間って多面性がある生き物なのだな、というのが第一印象ですね。他人に見せてはいけない姿と、見せなくてはいけない姿…両方が描かれています」と紹介。
「登場人物全員が人生に壮絶なバックグラウンドを持っていて、彼らの運命の糸が交錯していくのですが、どんなものが編みあがるのか誰もが予想できない展開になっていきます。皆さんの会話の糸口になるような、とっておきのドラマがはじまります」と自信を見せている。