コクヨはこのほど、「手書きのメモ帳の使用実態に関するWeb調査」の結果を発表した。調査時期は2017年10月、有効回答は1,072人(社会人373人)。

使っているメモ帳のタイプは?

社会人に対し、メモ帳をどれくらいの頻度で使うか尋ねたところ、「毎日使う」が59.8%、「たまに使う」が33.5%と続き、合わせて93.3%が手書きのメモ帳を使用していることがわかった。

  • メモをどれくらいの頻度で使いますか

使っているメモ帳のタイプを聞くと、「メモパッド型(紙の一辺をのりで製本)」が43.7%で最多。次いで「リング型」が26.8%、「ノート型」が19.3%と続いた。

購入する際に重視するポイントについては、半数近い48.3%が「サイズ」と回答。以下、「製本タイプ」が13.4%、「罫線」が9.1%と続き、同社は「価格よりも自分が使いやすいサイズや形状が重視されている」と分析している。

また様々な業種や職種の社会人に、メモ帳の使い方について聞き取り調査を実施したところ、「スマートフォンは情報を受け取ったり、見たりするには良いが、タイムラインで流れてしまうので、手書きのメモに書き出して整理している」(着付け師)、「機内食の個数や優先搭乗の人数などメールで送られてくるお客様情報をメモに書き留めることが多い」(キャビンアテンダント)、「付箋を使って3分割(薬局業務・患者のバイタルサイン、ドクターから言われたこと)して使っている」(薬剤師)など、多様な使い方が寄せられた。