俳優の伊藤淳史、遠藤憲一、寺尾聰が、テレビ朝日系ドラマスペシャル『白日の鴉』(来年1月11日20:00~)に出演することが12日、明らかになった。

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    (左から)遠藤憲一、伊藤淳史、寺尾聰=テレビ朝日提供

このドラマは、福澤徹三氏による警察小説が原作。起訴されれば99.9%有罪となるこの国で、痴漢の罪を着せられたサラリーマンと、そんなサラリーマンを0.1%の可能性にかけ、救おうとする新米の警察官と、年老いた弁護士の格闘を描く。

この新人巡査・新田真人役に伊藤淳史、冤罪被害者・友永孝役に遠藤憲一、老獪な弁護士・五味陣介役に寺尾聰を起用。仕組まれた冤罪、水面下での極秘捜査、そして法廷闘争を徹底したリアリティーと、緊迫感あふれるストーリーが展開されていく。

伊藤は「寺尾さんとは今回が初めてで最初はちょっと緊張していたんですが、役作りから共通の趣味のゴルフの話までいろいろお話ししてくださって、勉強になることが多く毎日充実しています。遠藤さんとはそんなに絡みがないんですが、数日でも濃密な時間を過ごせてます(笑)」と、撮影現場の様子を紹介。「見どころは全て。本当にどこも見逃して欲しくないです。僕も最後まで気を抜かずに演じますし、いろいろな視点から違う楽しみ方ができるドラマです」と呼びかけた。

遠藤は「冤罪に巻き込まれる役は今回が初めて。やるからにはとことん入り込んで演じたいと思っていたところ、お相手がこのお2人だと聞いて、これは結構やるとこまでやっても大丈夫だぞ、と」、寺尾は「僕にとってテレビドラマは主役の存在が大きい。誰が主役?あ、だったら出てもいいとか、出たくないとか(笑)。伊藤君とは今回初めて一緒になったけど、面白そうだなというのがあった。3人の男の関係もとても良く書けているし、いいドラマになるという予感があって参加しました」と、それぞれ語っている。

他にも、新田の恋人で大学病院看護師の森光理奈役で福田沙紀、友永が営業を担当する総合病院の院長・玉蔵重成役で益岡徹、その病院の事務局長・弓削将司役できたろうが出演する。