俳優の伊藤淳史、成田凌、ジャニーズWESTの神山智洋が10日、東京・六本木ヒルズクラブで行われたフジテレビ系ドラマ『大貧乏』(毎週日曜21:00~21:54)のファンイベントに登場。伊藤と成田が、黄色い声援を浴びる神山に、終始嫉妬し続けた。

成田凌(左)と伊藤淳史

この日は、バレンタインデーを控え、女性100人が来場。3人が登壇するなり、神山への悲鳴のような声援が飛び交い、伊藤は「もう話とかいいんじゃないですか(笑)」と苦笑い。ホワイトデーがあるのは日本だけだという情報を聞いて神山が「そうなんやー」と言うだけで「ワーッ!」とリアクションがあるほどで、伊藤は「『そうなんやー』だけこの歓声ですよ!」とお手上げ状態だった。

イベントでは、この男性キャスト3人が、女性に向けて12本の花を選んで作られたブーケから、会場の女性が最ももらいたいものに投票する「フラワーバレンタイン対決」を実施。伊藤と成田は、このアウエー感を受け、誰がどのブーケを作ったのか分からないようにして投票してもらうよう提案し、そのルールが採用されることになった。

神山智洋が選んだ花で作ったブーケ

こうして、シートの向こう側でそれぞれが悩みに悩んでいたが、結果は、水色や黄色、ピンクのパステルカラーの花を中心に「色合いを重視しました」という神山のブーケがダントツの1位に。2位の成田は、赤や黄色などをあしらって11票を獲得したが、「配置かな?」と、ブーケに仕立ててくれたプロに責任転嫁した。

そして、ピンクの1本のバラを真紅のバラで囲んだ伊藤はわずか3票。チョイスの理由を聞かれ、「本気の人に気持ちを届けることを考えて、真っ赤で束というのもあるかと思ったんですけど…」と言いかけたところで、成田は「プッ…」と、こらえきれなくなってしまった。

無様な負け方をした2人だが、伊藤は「(お客さんに)情報流してるでしょ。不正だね」と、意味不明の主張。成田も「意味合いとかで失敗してないですか?」とあら探しをしていたが、「しゃべればしゃべるほど、情けなくなってくる…」と、惨めな思いをかみしめていた。

このドラマは、勤務先の人材派遣会社・DOHの倒産で"大貧乏"に転落してしまった主演の小雪演じるシングルマザー・七草ゆず子が、暴れん坊な息子とおてんば盛りの娘を抱えながら、理不尽な社会に立ち向かうというストーリー。伊藤は、高校時代から憧れていたゆず子の状況を聞いて、彼女を支えるエリート弁護士・柿原新一役。神山は柿原の下で働く木暮祐人役。成田は、DOH営業部の若きエース・加瀬春木役を演じている。

3人は撮影現場でもとても仲が良いそうで、関西出身の神山が「関西弁講座」を開くなど、プチ関西弁ブームが巻き起こってること紹介。神山が、最後のあいさつで「エンジン満開で…」とおかしな日本語を発すると、すかさず伊藤が「なにしてんねん!」と、ツッコミを実践していた。