「仮面ライダー」シリーズに登場する変身ベルトをハイエンド大人向けで再現したバンダイの人気ブランド「COMPLETE SELECTION MODIFICATION(CSM)」最新作として発表されていた「CSM オーズドライバー」の全貌が11日、ついに明らかになった。今回モチーフとなっている『仮面ライダーオーズ/000』は放送当時、なりきり玩具であるオーメダルを購入するために行列ができるほどの大人気を博し、ニュースにも取り上げられるなど社会現象を巻き起こしていた。

「COMPLETE SELECTION MODIFICATION」は、"大人が装着できる変身ベルト"として話題を呼んだ「COMPLETE SELECTION」から派生したシリーズで、従来の商品をMODIFY=モディファイすることで、バリューとリーズナブルな価格を両立。玩具としての高い質感はもちろん、収録音声などのプレイバリューの高いギミックやオリジナルの仕様が毎回熱い注目を集めている。

「CSM オーズドライバー」は、現在公開中の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』にも"レジェンドライダー"として登場する仮面ライダーオーズの変身ベルト「オーズドライバー」を再現したもの。

主人公・火野映司と相棒・アンクの台詞を多数収録しており、「オースキャナー」の台詞ボタンを押すことで、「映司!これ使え!(アンク)」や「アンク。行くよ!(映司)」など数多くの台詞が再生可能。また、「オースキャナー」裏面のスイッチ操作で「バディボイスモード」を選択すると、変身音・必殺技音の後に2人の音声が再生。メダルスキャン時に、より高い臨場感で劇中の変身シーンを再現することができる。さらに「アンク・ナビゲートモード」を選択することで、「映司!次はこいつに変身しろ。クワガタ・クジャク・チーターだ!」など、アンクによるランダムのナビゲートのもと、変身・コンボチェンジ遊びが楽しめる。

そして今回は、放送当時の玩具「オーメダルセット」シリーズや「PREMIUM O MEDAL COLLECTION(プレミアム オーメダル コレクション)」でも商品化されなかった、全59種のコアメダルを商品化。当時の変身ベルト玩具「DXオーズドライバー」にはなかったコンボ(メダルの組み合わせ)である「スーパータトバ コンボ」、「タマシー コンボ」の変身音を収録。「ヒビ割れたタカ・クジャク・コンドル」をスキャンすると、最終回に登場したアンクの声による「タジャドル コンボ」の変身音が発動する。

さらに2011年に公開された映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』に図面で登場した、「未来の新造コアメダル」も初の立体化。東映・武部直美プロデューサー(「仮面ライダーオーズ」プロデューサー)・石森プロの協力のもと、新たに「シガゼシ コンボ」や「セイシロギン コンボ」など、5つのコンボが誕生している。

新コンボの変身音は、放送当時にオーズドライバーの音声を担当した串田アキラ氏による新規収録。新ヒーローのデザインも新たに描き下ろされており、描き下ろしデザインを含む新造コアメダルと新たなオーズのコンボについての詳細設定は、付属のブックレットに掲載されている。また、2017年12月9日に公開された映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』に登場する財団X製の「銀フチのコアメダル」も付属。

「コンプリートセット」に付属するポセイドンバックルは、オーズドライバーのベルト帯を組み合わせ、サメ・クジラ・オオカミウオのコアメダルを3枚セットすることで、映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』に登場した「仮面ライダーポセイドン」の変身音が発動する。

加えてオースキャナー裏面の「BGMボタン」を押すことで、4曲のBGMが再生可能。主題歌「Anything Goes!」、戦闘時BGM「対決・グリード」、「スキャニング・チャージ」、タジャドル コンボ時挿入歌「Time judged all」を収録している。

「CSM オーズドライバー」(15,120円/税込)は、オーズドライバー、オースキャナー、オースキャナーホルダー、オーメダルネスト、コアメダル9枚がセットに。さらに「CSM オーズドライバー コンプリートセット」(37,800円/税込)ではそれらに加え、ポセイドンバックル、割れたタカ・コアメダル、コアメダル58枚(「CSM オーズドライバー」の9枚含む)、カラーブックレットが追加。

(C)石森プロ・東映