落語家の桂雀々が、きょう9日放送されるカンテレのバラエティ番組『おかべろ』(毎週土曜14:27~)に出演する。
テレビ局近くの飲食店へ収録の合間に訪れる有名人に、ナインティナインの岡村隆史と、店主のロンドンブーツ1号2号・田村亮が質問をぶつけていくという設定の同番組。ドラマ『陸王』(TBS)に銀行支店長役で出演する雀々だが、初対面の岡村から「こんなにお顔大きかったんですね~!」とぶつけられると、「小さめですね~!」と気さくに切り返す。
明石家さんまとは、師匠は違えど、落語家時代の先輩後輩という仲。当時、テレビで大活躍しながらも、古典落語の寄席に出ていたさんまを見ていた雀々が、若手時代の人気ぶりについて明かす。そして、「さんまさんが初めて」と語る珍現象に、岡村も亮も驚がくとなる。
30年以上にわたって上方落語界をけん引したのち、51歳にして東京進出を果たした雀々。その理由について、「密度の高いところで勝負したかった」と、本音を告白する。東京進出にあたり、事務所から退社、大阪の自宅は売却という、まさに「真っ白にして、ゼロにした」というが、東京での仕事が決まっていたわけでもない"ノープラン"での進出だったと話し、岡村は「よう、そんなギャンブルに出ましたね~」と驚く。
最近、岡村は「(落語を)見たり聞いたりせなアカン」と思っているそう。その一言を聞いた雀々にスイッチが入り、岡村を落語の世界に入れるべく、あの手この手で口説いて行く。「ようせんわ~!」と岡村がしり込みすれば、「この器用さがあったら、絶対できるよ!」と言い、「1つセリフが飛んだりしたら、つじつま合わせるのが大変でしょう?」と岡村が心配すると、「やってみようよ~! 来年の春にはデビューかな? 軽い気持ちでなんか一席覚えたら」と、次々とプランを立てていく。