女優の綾瀬はるかと俳優の西島秀俊が、夫婦役を演じる日本テレビ系ドラマ『奥様は、取り扱い注意』の最終話(あす6日22:00~23:10)で、激しいアクションシーンを繰り広げる。
綾瀬演じる元工作員の専業主婦・菜美の本格的なアクションが話題の同ドラマ。しかし、愛する旦那・勇輝(西島)の本当の姿を小雪(西尾まり)から知らされた夜、史上最大の"夫婦ゲンカ"が勃発し、夫婦として暮らす伊佐山家のリビングを舞台に、アクションが展開されることになる。
シリーズ屈指の難易度に加え、2分間ほど続くこのシーンに、西島は「息が合わないとダメなアクション。『夫婦が互いを信頼し合って戦っている感じにしてほしい』とアクションチームから言われていた」といい、撮影の合間に綾瀬と入念な稽古を重ねたそう。
アクション監督の栗田政明氏も「お2人にしかできないアクション。ただ戦うのではなく、その中で夫婦としてお互いへの感情を表現してもらった。技を受けた時の肘の角度など、繊細な部分にまでこだわってアクションしてくださったので、リズミカルできれいなシーンが撮影できた」と太鼓判だ。
この夫婦激突のシーンは、互いに秘密を隠してきた菜美と勇輝が本音をぶつける、ドラマとしても重要な場面。西島は「これまでもアクションはやってきたんですけど、今回のアクションは面白い。シリアスなんですけど、笑えるパートもいっぱいあって、今までやったことのないアクションです」とその出来栄えを笑顔で語っている。