レクサスは30日、クーペ専用モデル「RC」と高性能クーペ「RC F」を一部改良して発売し、「RC」に特別仕様車「"F SPORT Prime Black"」を設定して2018年2月1日に発売すると発表した。

  • 「RC350 "version L"」(オプション装着車)

今回の一部改良では、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を標準設定とし、歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱による事故の予防に貢献する「レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)」、ロー・ハイビームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」、先行車と一定の車間距離を保ちながら追従走行できる「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)」により安全運転支援を強化した。

また、ナビディスプレイを10.3インチに拡大して利便性を向上し、ドライブモードセレクトに「CUSTOMモード」を新たに設定。パワートレーン、シャシー、空調の各制御の組み合わせを自由に選択可能とすることで、ドライバーの嗜好に応じた走りを実現する。

「RC」は、「RC350」に3.5Lエンジン「2GR-FKS」を採用し、従来の力強く爽快な走りはそのままに燃費を向上。また、レクサスのターボエンジン搭載ラインアップ充実に鑑み、「RC200t」の名称を「RC300」に変更している。

「RC F」では、「ブラインドスポットモニター」と「リヤクロストラフィックアラート」を標準設定。外板色は、新たに採用した「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」を含む全8色とした。

  • 「RC350 "F SPORT Prime Black"」(オプション装着車)

特別仕様車「RC "F SPORT Prime Black"」は、「RC "F SPORT"」をベースに、外板色を「グラファイトブラックガラスフレーク」、内装色を専用のブラック&オレンジステッチとし、ブラックを基調とした特別装備を採用。具体的には、漆黒メッキのスピンドルグリルフレーム、マットクリア塗装の19インチアルミホイール、ブラックステンレスのウインドウモール、職人が一つずつ本杢を墨色に仕上げたステアリングホイールなど、ブラックにトータルコーディネートすることで、「RC」のスポーティさを際立たせている。

価格は、「RC」が530万~690万2,000円、「RC F」が982万4,000~1,059万4,000円。「RC "F SPORT Prime Black"」は610万~708万円(価格はすべて税込)。