月刊『ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス刊)で連載中の河本ほむら原作、尚村透作画の人気漫画『賭ケグルイ』が実写ドラマ化され、MBS/TBSドラマイズム枠で2018年1月より放送されることがこのほど、明らかになった。

『賭ケグルイ』実写ドラマ化決定 (c)2017 Homura Kawamoto・Toru Naomura/SQUARE ENIX

本作の舞台は、政財界の有力者の子女が多数通う私立百花王学園。ここではギャンブルの強さによって生徒たちの階級が決定され、勝ったものは支配する側に立ち、敗れたものは奴隷となる。ある日、この学園に転校してきた謎多き少女・蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)。一見すると清楚な美少女だが、彼女はリスクを負うことに快感を覚える「賭ケグルイ」だった――。

常軌を逸したギャンブルに身を投じる個性豊かな"賭け狂った"キャラクターたちの魅力と、「投票じゃんけん」「ダブル神経衰弱」「二枚インディアンポーカー」などの精巧に練り上げられたオリジナルゲームの完成度の高さで人気を博す原作コミックは、「賭ケグルイ双」「賭ケグルイ妄」などサブキャラクターを主役にしたスピンオフ作品も生み出され、軒並みヒットを記録。2017年11月時点でシリーズ累計370万部を突破している。

今回の実写化にあたり、原作の河本ほむら氏は「『賭ケグルイ』は僕の好きなものを詰め込んだ漫画です。それをまさか実写で見られるなんて。とても光栄だし、望外の喜びです。夢子が、芽亜里が、鈴井くんが、どんな活躍を魅せてくれるのか。もはや待ち切れないほど楽しみです!」と喜びのコメント。

作画担当の尚村透氏も「河本さんに原作をいただき、毎日描き続けてきた夢子たちがアニメになって今度は実写になるなんて…!吉報に滾りながら原稿を描いています。リアルに表現される『賭ケグルイ』の放送を心待ちにしています!」と期待に胸躍らせるコメントとともに、主人公・夢子が描かれた"祝・実写化"のイラストを寄せた。

ドラマの監督を務めるのは、『ヒロイン失格』『あさひなぐ』などでメガホンを握った英勉氏。「ボクの中で夢子ちゃんが賭ケグルイ、鈴井くんがガチ挙動り、芽亜里ちゃんが叫びまくり、滾ってしまいます状態です」と興奮を表現し、「ぜひハードルを下げて楽しんでいただければ幸いです」と呼びかけている。

ドラマ『賭ケグルイ』は、MBSで2018年1月14日スタート(毎週日曜24:50~)、TBSで2018年1月16日スタート(毎週火曜25:28~)。出演キャストの情報等の続報は随時発表していくという。