トラストバンクは11月20日、「ふるさと納税に関する調査」の結果を発表した。同調査は11月14日~15日、「ふるさと納税」の制度を知っている、20歳以上の男女1,128名を対象に実施したもの。
まず「ふるさと納税をしたことがあるか」を聞いたところ、76.9%が「いいえ」、22.9%が「はい」、0.3%が「答えたくない」となった。
ふるさと納税を利用したことがある人に「ふるさと納税を利用する理由」を質問すると、「返礼品がもらえるから」(61.2%)が最も多かった。次いで「住民税が控除されるから」(47.3%)、「被災地支援ができるから」(32.9%)。以降、「自分や家族の生まれ故郷に貢献できるから」「思い入れのある地域に貢献できるから」(どちらも29.5%)となった。
また、「ふるさと納税の制度は『地域間の税の格差』を是正するために始まったことを知っているか」を聞くと、65.2%が「はい」、34.8%が「いいえ」と回答した。
続いて、「ふるさと納税の制度には3つの意義があることを知っているか」を聞いた。それぞれの「知っている」と答えた割合をみると、「寄附者が納税の大切さを考えるきっかけとなる制度」が51.7%、「寄附者自らが故郷や応援したい地域に直接力になれる制度」が76.5%、「自治体が地域の魅力を寄附者にアピールできる制度」が67.8%となった。
また、3つの意義について「共感する」(「大変共感する」+「共感する」)の割合をみた。その結果、「寄附者が納税の大切さを考えるきっかけとなる制度」が69.9%、「寄附者自らが故郷や応援したい地域に直接力になれる制度」が84.6%、「自治体が地域の魅力を寄附者にアピールできる制度」が79.6%となった。