漫画家の島本和彦が7日、アイドルグループ・ジャニーズWESTが主演を務めるオンラインストリーミングサービス・Netflixのオリジナルドラマ『炎の転校生REBORN』(11月10日配信)ワールドプレミア後、取材に応じた。

島本和彦

同作は島本和彦原作の伝説の漫画『炎の転校生』を現代に蘇らせたオリジナルドラマ。伝説の転校生・滝沢昇が校長となり設立させた謎のエリート校『種火学園』を舞台に、7人の転校生がNo.1「炎の転校生」を目指す熱血学園バトルを描く。

主演のジャニーズWESTについて、島本は「ライブに伺ったんですけどすごく爽やかで、お客さんに対してのおもてなしがすごいと思って感動しました」と振り返る。「一人ひとりが来てくれて、目が合うように動いてくれる。重岡くんと目が合ったんですよね!」と喜んでいた。

また、同作について「キャラクターが立っていて、これはジャニーズWEST、すごいなと思いました」と称賛。「一通り見たら、名前もカラーも覚えちゃうし、こういう子なんだっていい意味で覚えた」と語る。コミック誌『ゲッサン』に『炎の転校生REVOLUTION』を前後編で掲載するが、似顔絵ではなく「寄せて描く」ことが重要だったという。キャラクターが7人存在するため「どの人推しでも満足できるように」と緊張感をもって臨んだことを明かした。

ライブやワールドプレミアで目の当たりにしたファンの歓声には「正しいパワーですね。若い命を正しくぶつけてきた。『キャー!』という声に邪念がない」としみじみ。さらに”推しキャラ”を聞かれると、「言いづらい!! 僕は本当にこのWESTを好きになっちゃったんで、どれか選ぶのは無理! これはいけないな!!」と苦悩を見せる。それぞれのメイン回があるが、1話は初回、7話は「原作者的に許せない」展開(キャラクター)があることから「2~6話かな」と、話数を示すことで濁した。

ジャニーズWESTの最大の魅力を聞かれると、島本は「漫画描くときは純粋な元気のいい笑い、誰かをくさしたりとかじゃなくて、ただただみんなが純粋に笑えたりするのがいい」と持論を展開し、7人は「そういうのにぴったり」と語る。「気持ちがいいところがすごく良かったですね」と魅力を表した。