お笑い芸人の有吉弘行(43)が、25日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(毎週水曜23:15~24:15)で、「アイツだけはマジで許さないと思ってるヤツがいて」と打ち明け、海外ロケでの苦い思い出を語った。
この日、「人に対して怒ること」の話題から、マツコ・デラックスは「(体罰は)その場を収めるためには必要なのかもしれないけど、みんな結構恨んでるよ」と学生時代を振り返る。一方の有吉は、「自分がやられたことは『自分が悪いし』と思うんだけど、人がやられてるのを見ると……」に続いて、「アイツだけはマジで許さないと思ってるヤツがいて」と切り出した。
過去にスタッフ含めた3人で東ティモール民主共和国でロケを行った時のこと。コーディネーターである現地の高齢男性が熱を出してしまったが、ディレクターは予定にあった山登りに案内するよう強要し、有吉が「無理よ。やめたら?」と説得しても、「やる! 俺がディレクターだ!」と強硬な姿勢を崩さず。スタッフ間でも揉めはじめたが、結局男性が体調不良のまま山登りは決行されたという。
当時のエピソードを語り終えた有吉は、「アイツは許さない」とあらためて恨みを口にし、「なぜか会わないね。そりゃあ、向こうも嫌だよね」と近況を報告。「東ティモールだよ? そんなつらい場所で。東ティモールができてちょっとした頃。内戦の傷跡が残ってるぐらいの時に、東ティモールで頑張ってるお父さんに『山登れ!』っておかしい! ディレクターって最低だなと思った!」と不満をぶちまけて笑いを誘っていた。