学情は10月11日、「就職・転職活動」に関するアンケート調査レポート(2017年9月版)の結果を発表した。調査は9月1日~15日(比較データの調査期間は3月1日~15日)、同社が運営する就職情報サイト「Re就活」の登録会員500名を対象に実施されたもの。
調査対象者は、64.6%が「第二新卒(職歴あり)」、35.4%が「既卒(職歴なし)」。まず、「第二新卒」に対して「転職理由」を聞いたところ、42.1%で「人間関係・社風が合わない」が最も多く、「ワークライフバランスが悪い」(36.5%)、「そもそもやりたい仕事ではなかった」(33.4%)が続いた。以降、「給料が低い」(31.9%)、「仕事量が多い」(23.2%)という結果だった。
続いて、「既卒(職歴なし)」と回答した人に、「就職していない理由」を聞いた。結果は「就職活動がうまくいかなかった」(63.8%)が最多。次いで、「本当にやりたい仕事を探していた」(37.9%)、「公務員への就業を希望していた」(17.0%)、「アルバイトに打ち込んでいた」(13.6%)、「資格などの勉強をしていた」(10.7%)となった。
このほか、「求人情報で重視するポイント」を聞くと、「第二新卒」では「仕事内容」(53.6%)が1位だった。次いで「残業の有無/休日数」(44.9%)、「給与」(39.6%)となった。一方、「既卒」においては、56.5%で「勤務地」が最も多く、「仕事内容」(50.3%)、「未経験/既卒でもエントリーできるか」(45.8%)が続いた。
さらに「入社先を決める際に重視するポイント」を質問したところ、「第二新卒」は、「残業の少なさ/休日の多さ」(46.1%)が最も多く、「長く働けるかどうか」(43.0%)、「やりがいのある仕事ができるか」(41.8%)が続いた。「既卒」では、45.2%の「勤務地が希望に合っているか」が最多、次いで、「残業の少なさ/休日の多さ」(43.5%)、「長く働けるかどうか」(39.0%)となった。