京浜急行電鉄は26日、電車・バスの乗車券とマグロ料理の食事券、レジャー施設の利用券またはお土産券がセットになった「みさきまぐろきっぷ」を10月5日からリニューアルし、内容を拡充すると発表した。

「三崎マグロ駅」駅名看板イメージ

「みさきまぐろきっぷ」は2009年8月発売。日帰りで手軽に三浦・三崎を楽しめるお得なきっぷとして年々販売枚数を伸ばしており、2016年度は15万枚以上を売り上げた。今回のリニューアルでは、三浦半島の魅力をさらに知ってもらうため、京急バスのフリー区間を従来の三浦海岸駅・三崎口駅から三崎港・城ヶ島方面に加え、荒崎・ソレイユの丘方面にも拡大。マグロ料理提供店舗も魚市場内の食堂など新たに4店舗追加し、32店舗から選べるようになる。

きっぷの対象となるレジャー施設も、2階建てバス「KEIKYU OPEN TOP BUS」や温浴施設「海と夕日の湯」など7施設を追加し、18施設に拡大。平日利用者限定の優待サービスも新たに設け、各店舗・施設ごとにドリンク1杯追加やデザート1品追加などのサービスが受けられるようになる。リニューアルにともない価格も改定となり、横浜駅発は現行の2,960円から3,400円に、品川駅発は現行3,060円から3,500円にそれぞれ値上げされる。また、券面名称も一部変更され、「選べるまぐろ食事券」に「まぐろまんぷく券」に、「選べるレジャー施設利用券orお土産券」は「三浦・三崎おもひで券」に呼び名が変わる。

これに合わせ、10月5日から12月3日まで「みさきまぐろきっぷ大大大リニューアル記念キャンペーン」を開催。期間中、三浦海岸駅または三崎口駅有人改札窓口に「みさきまぐろきっぷ」の「電車&バス乗車券」を提示すると、毎日各駅先着100名に限りオリジナルクリアポーチがもらえる。また、同時にもらえる専用応募用紙で応募すると抽選で66名に豪華景品が当たる。キャンペーン期間中、三崎口駅の屋外とホームの駅名看板が「三崎マグロ駅」に変わる。