元Winkの相田翔子がこのほど、東京・赤坂のTBSで行われた同局系バラエティ特番『歌のゴールデンヒット オリコン1位の50年間』(10月2日19:00~)の収録に参加し、囲み取材でWink時代のことを語った。

左から相田翔子、堺正章、田中直樹、遠藤章造

今年の2月に続き、第2弾の放送となる同番組は、今年でちょうど50年を迎える「オリコン週間ランキング」で1位に輝いた1,500曲以上のヒット曲の中から、誰もが歌える、その時代を象徴する名曲を聴きつくし、歌いつくす番組。TBSに眠っていた超秘蔵映像も紹介する。MCを務めるのは、いずれもオリコンランキング上位獲得の経験を持つ、堺正章、相田翔子、ココリコの田中直樹の3人。田中の相方・遠藤章造もゲストとして出演する。

相田はWinkとして多数のヒット曲を持ち、1989年の「愛がとまらない」をはじめ、5曲で1位を獲得。番組では、当時の秘蔵映像で振り返ると共に、知られざる当時のエピソードを語る。

囲み取材で相田は、Winkとして歌っている過去の自分の映像を見てどう思うか聞かれると、「なんでこんなに覇気がないんだろうって、本当にびっくりします」と笑い、「キャラを作っていたわけではなく、ずっと緊張していて」と説明。一気にトップアイドルに駆け上がり、「『こんな私たちが』っていう戸惑いの方が大きくて。申し訳ないというか、周りに今までみてきた素晴らしい先輩方がいらっしゃったので、いつも萎縮して緊張して体がこわばって」と振り返った。

また、「事務所の社長さんに『もっと笑え』って。アイドル全盛期だったので『アイドルスマイル勉強しろ』と言われて練習しても、本番になると緊張してできなかった」と明かし、「昔の自分のVTRを観ると、『もっと頑張れ』って背中をたたきたくなります」と告白。"笑わないアイドル"として有名だったが、それを意識していたわけではなく、「笑いたかったんですけど、笑えなかった」と話した。

(C)TBS