音楽プロデューサーのつんく♂(48)が、18日に放送されたフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』(毎週月~金9:50~11:25)にVTR出演し、家族でハワイに移住した理由を明かした。
今月24日、キッザニア東京でダンスパーティーイベント「it's a Kids Dance World!」をプロデュースするつんく♂。PCに入力した言葉をモニターに映し出す形で同番組のインタビュー取材に応じ、その中でハワイ生活についても触れた。
2014年に喉頭がんのために手術を受けて声帯を摘出。昨年からハワイに移住し、音楽活動を続けている。生活の拠点を移したことについては、「健康のために少し気分に余裕が出ればなってのもあった」「日本国内からだけ音楽を捉えるんじゃなくその周りからも日本を見たり世界を見たり」「僕の中でここ10年ぐらい情報が一方通行だった感覚が開けていくような」と説明。「音楽をもっと身近に感じる親しみのある空間をプロデュースできたら」という新たな意欲も湧いた。
また、「ハワイは法律で子供だけで移動とかしてはいけないので、日本みたいに『はい、塾行っておいで!』みたいなわけにはいかない」「全ての移動は親も一緒。なので、必然的に子供との時間は増えます」と家族と接する時間の変化も。「僕の病気も理解し、だからかどうか分からないけど、僕は彼らのことをとてもリスペクトするようになったと思います」「単に『俺の子供』ではなく、一個人というか精神的にすごく助けられたからかなぁ…」と子供の印象が変わったことも正直に伝える。
「こっちに僕が来てる間、ママは大変ですが…笑」「正直、子供は早いです。あっという間に馴染んでしまいました」と家族で順応している様子。「音楽なんかも含めて、まだまだこんな楽しいエンタメが世の中にはあるんだよ!っていうことを日本のみなさんに知ってもらいたいと思っています」と視聴者に呼び掛け、笑顔を見せていた。