「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載中のひぐちアサ原作による人気野球漫画『おおきく振りかぶって』の舞台化が決定した。

2003年に連載がスタートして以来、コミック累計発行部数1000万部以上を誇り、従来のスポーツマンガにはない登場人物の繊細な心理描写や日常の細やかな描写が高く評価され、2006年には第10回手塚治虫文化賞新生賞、2007年に第31回講談社漫画賞一般部門受賞。同年にはテレビアニメが放送されるなど、現在も高い評価を受ける人気作品となっている。

脚本・演出を手掛けるのは、演劇集団キャラメルボックスの成井豊氏。成井氏は1985年に演劇集団キャラメルボックスを旗揚げして以来、延べ270万人以上の観客を動員してきた日本随一の人気劇団の脚本・演出家であり、"人が人を想う気持ち"をテーマに、"誰が観ても分かる""誰が観ても楽しめる"エンターテインメント作品を創り続けている。

今回、待望の舞台化となった『おおきく振りかぶって』が上演されるのは来年2月。演劇の第一線で活躍し続けてきた成井豊氏がこの作品をどう舞台化するのか注目しておきたい。

舞台『おおきく振りかぶって』は2018年2月、池袋・サンシャイン劇場にて上演予定。各詳細は公式サイトにて。

(C)ひぐちアサ/講談社