NHK出版は7月12日、ミニマリストとして知られる尾崎友吏子氏による、家族5人が快適に暮らしている最小限の生活用品の全てを紹介する著書『ミニマリストの持ちもの帖~家族5人 これだけで暮らしています』を発売した。

「特別な道具はいらない」(『ミニマリストの持ちもの帖~家族5人 これだけで暮らしています』より)

尾崎友吏子氏はミニマリズム(最小限主義)の実践者で、自然に優しいシンプルな暮らしを綴ったブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」や、著書『3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法』『追われない家事』(KADOKAWA)などで多くの読者を得ている。

同書では写真とイラストを交えて、家族5人で暮らす尾崎家の全ての生活用品を紹介。食器やキッチンツールから、家具や収納グッズ、衣類や思い出の品などを掲載しており、シンプルライフの達人からのもっと快適に暮らすヒントが満載の1冊となっている。

著者によると、ミニマリズムによって「日々の暮らしが楽になる」「持ちものを工夫する楽しみ」「人生で大切なものに集中できる」「変化に対応しやすい」という効果が得られるという。

家族5人で暮らす尾崎家の全ての生活用品を紹介(『ミニマリストの持ちもの帖~家族5人 これだけで暮らしています』より)

また、ミニマリズムについて著者は、「ミニマリズムというツールを得て、私は以前よりも、持ちものを機能的、効率的に活かせるようになり、より愛着を持てるようになりました。本書は、その残した大切な持ちものを紹介した本です。とある家族もちのミニマリストというひとつの暮らしの形として、興味本位で楽しんでいただきつつ、あなたの『必要充分』を見つめるきっかけとなれば、この上ない喜びです」と、同書内の「はじめに」で語っている。

同書の主な内容は、「1章 台所用品」(和洋中なんでもこい/ほかの用途でも使ってみる など)、「2章 住用品」(「循環する」素材/使い道や形の自由度の高いもの など)、「3章 衣類」(今着る服しか持たない/フル活用して使い切る など)、「4章 家族のもの」(置いておく? どんどん手放す? /思い出も少数精鋭で など)、「5章 その他」(化粧品もミニマムに/消耗品ストックは箱ひとつ分 など)となっている。

『ミニマリストの持ちもの帖~家族5人 これだけで暮らしています』の定価は税込1,512円。判型はA5判並製で、ページ数は120ページとなる。

『ミニマリストの持ちもの帖~家族5人 これだけで暮らしています』