東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)で10日、夏のプログラム(7月11日~8月31日)が報道陣向けに公開され、東京ディズニーシーでは、ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの世界をテーマとした今年初開催のスペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」が初お披露目された。
メディテレーニアンハーバーでは、キャプテン・ジャック・スパロウとキャプテン・バルボッサ率いる荒くれ者の海賊たちが繰り広げるショー「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」をお披露目。ポルト・パラディーゾを占拠したバルボッサ率いる海賊団と、バルボッサの宿敵ジャック・スパロウが、大宴会と激しい戦いを繰り広げ、ゲストも一緒になって盛り上がった。
はじめに、海賊たちがハーバー周辺をうろつき出し、そこへジャックとの戦いに勝ったバルボッサが伝説の船に乗って登場。港や海賊船から大量の水が放たれる中、海賊を志すゲストを一人前の海賊へと鍛えるべく修行をスタートする。そこへボロボロの船に乗ったジャックが登場。バルボッサの号令のもと海賊やゲストがジャックを威嚇すると、ジャックは和解を申し出ててバルボッサも承諾する。そして、お互いに水をかける大宴会で盛り上がり、陸上でも仲良く水かけ合戦を繰り広げる。
ところが、ジャックはひそかに伝説の船を乗っ取り、だまされたとわかったバルボッサは怒りを爆発。ジャックはノリノリで水や火の出る大砲を放って暴れまくり、海賊とゲストも心変わりしてジャックの味方に。バルボッサはジャックが乗ってきたボロボロの船に乗って戦うも、その差は歴然。クライマックに向かって戦いは激しさを増していき、さらに火山も爆発し、ゲストは大量の水に歓声をあげながら大興奮だった。
また、ロストリバーデルタでは、海賊が集う酒場をイメージした「パイレーツ・キャンティーナ・フィエスタ」を展開するほか、海賊をモチーフにしたグッズやメニュー、デコレーション、海賊たちによるアトモスフィア・エンターテイメントが登場。東京ディズニーシーの各所で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの世界を満喫できる。
撮影:宮川朋久