七夕と聞くと、短冊やたくさんのきれいな飾りを笹の葉につけ、夜空に輝く星に願いをかける場面を想像する人も多いのではないでしょうか。カラフルな短冊は気分を盛り上げてくれますが、実は短冊の色にも意味があることをご存知でしょうか。今回は、七夕に願いを叶える方法を紹介します。
笹に短冊を飾る意味とは?
七夕に五色の糸を星に供える風習は古くからあったようですが、短冊を一般的に飾るようになったのは江戸時代からと言われています。「ささの葉さらさら~」という七夕の歌には、「五色の短冊」という歌詞が続いていますが、この歌に出てくる五色の短冊は、鯉のぼりの吹き流し時にもお話したように、五行という5つのエネルギーを色で表しています。
風水では五行は、宇宙の全てを構成する要素とされ「木・火・土・金・水」となります。それぞれに対応する色は、「青・赤・黄・白・黒」です。この5つの強い力を短冊に宿すことで、願いを叶えやすくしたと考えられます。
仕事・学業の願いは青の短冊に
木のエネルギーを意味する青い短冊は、仕事運をアップさせたい人にピッタリ。若々しいエネルギッシュなパワーが、やる気を起こさせ発展するエネルギーへと昇華させます。
美しくなりたい人は赤の短冊に
火のエネルギーを意味する赤い短冊は、ビューティー運を高めます。赤には「離」の意味もありますので、腐れ縁を断ち切りたい人にもオススメ。間違っても、恋愛成就のお願いはしないようにしましょう。
結婚したい人は黄の短冊に
土のエネルギーを意味する黄の短冊は、安定の意味を持ちます。自分にとって好ましい環境を整える力が働きますので、すでに恋人がいて結婚に向けて進みたい人にピッタリです。
金運をアップを願う人は白の短冊に
金のエネルギーの意味する白い短冊は、金運を表します。短冊にキラキラした模様があれば、お金を呼び込むパワーがさらに強まります。
運命の人と巡り逢いたい人はピンクの短冊に
水のエネルギーを意味する代表的な色は黒となりますが、黒はブロックする力が強く働きます。願いを叶えることには向きません。同じ水のエネルギーを持ち、恋愛を豊かにするピンクの短冊を選びましょう。柔らかなエネルギーが愛情を引き寄せます。
いかがでしょうか。短冊に書く願いごとは、もうすでにそうなっているかのごとく、願望成就したように書くと、エネルギーが迷うことなく目的達成に向けて動き出すので有効です。短冊に想いを込めて、夜空に輝く星に願いを届けるのもいいのではないでしょうか。
※画像はイメージ
著者プロフィール: 月香(つきか)
ハート占い1to1、ハートスクール1to1主宰。
幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。
スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引きよせることができると実感する。
スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。
モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。