お金を貯める目的とは
それでは、30代の人が貯蓄をする目的とは何でしょうか。同じく上記の調査で、金融資産保有世帯に「金融資産の保有目的」をたずねたところ、二人以上世帯と単身世帯で、次のような結果となりました。
■二人以上世帯
- こどもの教育資金 68.7%
- 病気や不時の災害への備え 53.6%
- 老後の生活資金 35.1%
- 住宅の取得または増改築などの資金 24.2%
■単身世帯
- 老後の生活資金 42.4%
- 病気や不時の災害への備え 40.2%
- 特に目的はないが、金融資産保有していれば安心 36.2%
- 旅行、レジャーの資金 19.6%
二人以上世帯、単身世帯ともに「老後の生活資金」「病気や不時の災害への備え」は貯蓄の目的として上位に挙がっています。二人以上世帯では、子どもの教育資金の割合が突出して高く、また、住宅にかかる費用など、家族の将来を見据えた具体的な目的が目立っています。
一方、単身世帯では、今後どのような人生設計を立てたとしても対応できるよう、特に目的がなくても貯蓄している人が多いようです。
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