女優の秋元才加が、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『脳にスマホが埋められた!』(7月6日スタート、毎週木曜23:59~)で、7月20日に放送される第3話にゲスト出演することが決定。かつてAKB48でともに活動した、レギュラー出演者の篠田麻里子と共演することになり、このほど、神奈川・横浜市内のロケ地で取材に応じた。
2人はAKB48卒業後、ドラマ初共演だが、プライベートではよく食事に行くそう。積極的に誘う方だという篠田は「仲良くないです(笑)。10回誘って、1回OK来るくらい」と愚痴ったが、秋元は「でも、めげずに誘ってくれるんです(笑)。近況の話や、深い話もします」と、うれしそうだ。
卒業生同士の共演について、秋元は「タブーではないと思うんですけど、なかなか避けてきているとは思うので、今回は先陣を切って(オファーを受けました)。大島優子だったら避けてたかもしれない(笑)」と冗談めかしながら、「私たちの仲を知ってる方でも知らない方でも、面白いと思う掛け合いみたいのも入れてくださっていたので、すごくうれしかったです」と喜んでいた。
篠田は、この第3話の台本で、秋元が演じるマラソン選手・本吉佳蓮の役柄を見て「才加っぽい」と印象を持ったそうだが、役名を見ると「秋元才加」と書いてあり、「やっぱりなと思いました」と直感が当たったそう。実際に演技をして、「やっぱり秋元才加が来ると、懐かしいというか久しぶり感があって、お芝居をしててもすごく楽しかったです」と振り返り、秋元は「うれしいですね」と笑顔を見せた。
この取材会では、ドラマに出演する安藤なつ(メイプル超合金)から質問を受ける場面も。安藤から「ライバル視している共演者は?」と聞かれると、秋元は「新川(優愛)さん(笑)。めちゃくちゃ顔が小さくてかわいいなと思ったんで、キャラかぶってますね(笑)」と回答した。
一方の篠田は「私は(安藤演じる)部々香ちゃんですね。私、長年ショートカットだったんですけど、ちょっと取られた感が…」と答えたが、秋元は「ごめんなさい本当に。仲間(篠田)がいなければ、ちゃんと質問に答えるんですよ」と、ふざけて回答してしまったことを謝罪しつつ、気心の知れた関係性を見せていた。
今作は、放送作家・鈴木おさむの企画で、突然脳がスマホのようになってしまった主人公・折茂圭太(伊藤淳史)が、この能力のおかげで関係のない社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくストーリー。
秋元は、自身の役柄について、「(マラソンの)スター選手なんですけど、実は右ひざに痛みを抱えていて、自分から走ることがなくなったら何が残っているのかっていう葛藤を抱えている」と紹介し、「無理しないで演じられている気はしますね」と共感。篠田は、折茂の同僚・栗山五月役だが、「恋愛や結婚のこともこの世代は考えるので、そこに揺れ動く女性の複雑な気持ちがすごく共感できると思います」と見どころ語った。