東京・墨田区の「すみだ水族館」は7月15日~9月10日、館内の展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」を、「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家・水木しげるの描いた"水"にまつわる妖怪たちで演出する「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」にして、お化け屋敷を展開する。

展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」に水木しげるの妖怪たちがあふれかえる

期間中、長さ約50mのスロープの壁と天井に約5,000枚の鏡を貼りつめた展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」が、夏季限定のお化け屋敷空間となる。8個の水槽の中に「海の火の玉」とも言われるクラゲが照明によって不気味に浮かび上がるほか、水槽の中や壁面には水木しげるが描いた「河童」や「大蛸の足」「化け鯨」「海月の火の玉」「金魚の幽霊」など、"水"にまつわる9種類の妖怪たちがイラストや映像で登場する。

トンネル内は、思わず先に進むことをためらう恐ろしさ

空間全体の薄暗さや水が滴り落ちるような音響効果が恐怖心をあおり、また古井戸や破れた障子、夏の夜を連想させる昼夜2種類のアロマが、トンネル内にいっそう怪しげな雰囲気を醸し出す。

フォトスポットのイメージ

「目玉おやじの目玉パフェ」税込500円(1日20食限定)

この他にも、フラッシュ撮影をすると人物の背後に目には見えない妖怪が浮かび上がる不思議なフォトスポットや、館内カフェには水木しげるの描いた妖怪「目玉おやじ」をイメージした特別メニュー「目玉おやじの目玉パフェ」も登場する。

水木しげるの妖怪ワールドにどっぷり浸れる同イベントでは、背筋が凍りつき夏の暑さを忘れられるに違いない。「すみだ水族館」の所在地は、東京都墨田区押上一丁目1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F。

(C)水木プロダクション